トレイダーズ証券の井口喜雄による【Dealer’sEYE】をお届けします。
今週は25日がクリスマスで東京市場のみ、26日はボクシングデーで主要市場が休場だったことで全体的に値動きは限定的でした。ドル円も113円台で失速しており上値は重く感じられますが、クリスマス休暇後に参加者が戻ってくることで年末年始に向けて方向感を出せるかどうかがポイントとなります。
クリスマス休暇後のバイアスはやや強気スタンスか
クリスマス休暇後に参加者が戻ってくることで動きが本格化してくる可能性は十分にあると思います。
足元手がかり難ではありますが、参加者が休暇明けにドル円をポジションメイクする場合、第一感はロングという選択肢になるのではないでしょうか。要因として好調な米ファンダメンタルや米長期金利から積極的にドルショートの発想にはなりにくいこと。また、来年に向けて米税制改革によるレパトリや公約であるインフラ投資に着手することを考えると参加者には強気のバイアスがかかるように思います。
年末ということで大きな値動きは期待できないかもしれませんがじわじわと上値を切り上げていく可能性はあるかもしれません。
もちろんリスクとしてスペインカタルーニャの独立問題、イスラエル首都承認問題、北朝鮮などの地政学的リスクなど突発的な下押しはありそうです。しかし、いづれの要因も一過性の円高になる可能性が高く押し目を拾うスタンスで臨めるとは思います。
チャート的にはそろそろ動き出しそうな予感も
小動きが続いてはいますが、テクニカル的な改善が見られます。日足一目均衡表をみると雲が自然に下がってきたとはいえ雲上限を上抜けた形となっており、上値を試そうとする期待感は出てきています。
まずは今月の高値となる113.75円付近や心理的な節目となる114円を試すことができるかどうかです。仮にここをブレイクできるようだと114.50円が視野に入ります。同水準は今年3月以降3回トライして3回とも跳ね返された強固なレジスタンスなので年末年始の上値ターゲットとしておきます。
しかし、方向性を示す一目均衡表の基準線も横ばいとなっておりドル円相場が上昇トレンドであるというシグナルはまだ出ていません。仮に上昇基調が見えない場合はRSIやストキャスティックスを頼りにレンジ対応していくことになりそうです。
本日で2017年最後のレポートとなります。
今年一年ご愛顧いただき誠にありがとうございました。2018年も皆様にとって有益な情報を発信していけるよう努めて参りますので、どうぞよろしくお願いいたします。
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