こんにちは、あおのり先生です。
昨日のNY市場を見ると、本日からのFOMCでの利上げ期待は後退し、逆に株式市場が反発しております。NYダウは16739.95ドル(+140.10ドル)でした。
米景気は米小売売上高やISM非製造業指数が良好な数値を示しており米景気のみ特に世界的に好調ですが、中国の景気減速懸念がある中で、利上げはないだろうとマーケット参加者は判断し、リスクオン相場へと切り替わっております。
仮に利上げを決行するとなると、金利面で魅力の高まって安全なドルに中国などの新興国からマネーが逆流し、再び世界連鎖株安ひいては世界的不況が起きやすい環境を作ることに繋がるからです。
ただ、今は利上げはないと市場は織り込みに入っていることから一転して、昨日は上海総合指数が前日比6%以上上昇し、3160ポイントを回復したり、WTI原油先物の47ドルまで値を伸ばしておりまして、リスクオン相場に変わったのは明らかです。
実際に、今まで続いていたドル高基調は、今週に入り剥落しておりますが、遂にドルカナダドルも一定リズムの上昇トレンドを割り込んでくるに至っています。取りやすかっただけに残念ではありますが利上げ期待が後退しているドルが売られており、ドルの弱さを物語っております。
- 通貨ペア別の力関係では…
- 豪ドル>ポンド>ユーロ>ドル>円
- という動きで推移しており、典型的なリスクオン相場時の動きを示しています。
高金利通貨ほど買われやすくなっておりますが、ポンドが反発した理由は、英雇用統計が良かったからです。
英7月失業率 市場予想 5.6% ⇒ 結果5.5%
英7月雇用者数 市場予想 +1.8万人 ⇒ 4.2万人
つまり、本日のFOMCを前にして、先回り的に利上げなしを織り込む形で利上げなし期待→株式市場反発→ドル堅調ながらその他ドルストレートはより堅調という動きが出ているということです。
よって仮に利下げなし判断(市場は28%利上げ予想)が下されれば、余程、経済見通しを下方修正したり、FOMCメンバーからハト派的発言ない限りは、ドル円にとっては案外無風で通過するかもしれません。
その場合は、年内のドル円推移予想として、大きなボックスレンジで推移しながら、動くストーリーを描いております。
9月以降も米景気指標の良好が続いた場合、年末12月利上げ期待の高まりで再びドル高に向かい、125円上昇超えもあり得ると見ております。
改めてFOMCの結果を受けた市場の結果を今の地合いに合わせシナリオ化すると…
- 利上げなし→株式市場小反発(織り込み済みのため)→ドル無風かやや堅調
- 利上げなし→成長見通し&政策金利予想下方修正→株価下落→ドル安
- 利上げ決定→株式市場下落→一旦ドル高→リスク回避の円買いで上値の重い展開
という動きを予想しています。
仮に、第一シナリオ通りだとすると…
「これからFXを始めよう」と思ったとき、意外と悩んでしまうのがFX会社、取引口座選びではないでしょうか? でも大丈夫。ご安心ください。先輩トレーダー達も最初は初心者。みんなが同じ悩みを通ってきているんです。
10年以上にわたってFX月刊誌を出版してきた老舗FXメディア「FX攻略.com」編集部が、FX用語を知らない人でもわかるようにFX会社、取引口座のポイントを解説しました!
取り上げているFX会社は、金融商品取引業の登録をしている国内FX業者です。口座開設は基本的に無料ですので、まずは気になったところで2〜3つ口座開設してみて、実際に比べてみてはいかがでしょうか。
\FX会社によって違うところをチェック/
スプレッド | FX取引における取引コスト。狭いほうが望ましい。 |
---|---|
約定力 | 狙った価格で注文が通りやすいかどうか。 |
スワップポイント | 高水準かどうか。高金利通貨の取り扱いの数。 |
取引単位 | 少額取引ができるかどうか。運用資金が少ないなら要チェック。 |
取引ツール | 提供されるPC・スマホ取引ツールの使いやすさ。MT4ができるかどうか。オリジナルの分析ツールの有無。 |
シストレ・自動売買 | 裁量取引とは別に自動売買のサービスがあるかどうか。 |
サポート体制 | サポート内容や対応可能時間の違いをチェック。 |
教育コンテンツ | 配信されるマーケット情報や投資家向けコンテンツの有無。 |
キャンペーン | 新規口座開設時や口座利用者向け各種キャンペーンの内容。 |