【MT4の基本その2】使いづらい初期設定を変更！MT4を好みの環境にカスタマイズする基本操作

はじめに…

という記事で、MT4をあなたのパソコンにインストールする方法から、基本的な操作までを紹介しました。それに引き続き、ここではMT4のデフォルト環境から、自分好みの環境に設定する方法を解説していきます。

Contents

1. チャートの色を変更する方法

MT4のチャート画面は、デフォルト設定だと黒の背景に緑のネオンカラーでローソク足が描画されるという、目がチカチカとする色の組み合わせになっています。これを変更するには「基本配色から選ぶ」「自分でカスタマイズする、」といった２つの方法があります。

＜手順1＞
チャート画面上で右クリックし、「プロパティー」を選択します。

＜手順2＞
基本配色というタブから「Yellow On Black」「Green On Black（デフォルトのカラー）」「Black On White」という規定の配色を選ぶことができます。「OK」をクリックすると、その配色が適用されます。

■3つの配色

「Yellow On Black」

「Green On Black」

「Black On White」

＜手順1＞
チャート画面上で右クリックし、「プロパティー」を選択します。

＜手順2＞
この画面で背景色やローソク足などの色を選択します。各項目の「▼」をクリックすると、好みの色が選べるようになります。

＜手順3＞
（設定例）一昔前のFX攻略.comのウェブサイトでは、次の設定にしていました。

自分好みのチャート環境を設定しても、新規チャートを開くと初期設定のままのチャートが表示されます。オリジナルのチャート環境を再現するには、「定型チャート」として保存（適用）する機能を用います。この機能では、チャートの色設定のほか、テクニカルなども記憶されます。

＜手順1＞
保存したい環境のチャートを表示した状態で、メニューバーから「チャート」（あるいはチャート上で右クリック）→「定型チャート」→「定型として保存」をクリックします。

＜手順2＞
あなたが独自に作ったものとして、区別しやすいような名前を付けて「保存」します（ここでは「Sample」という名前で保存しています）。

＜手順3＞
保存した定型チャートを適用したいときは、メニューバーから「チャート」（あるいはチャート上で右クリック）→「定型チャート」→リストの中から新規作成した「Sample」を選びます。

定型チャートと同様に、表示画面上におけるチャートの組み合わせと、テクニカル指標などの設定を一緒に保存することができます。

＜手順1＞
使いたい環境を表示した状態で、画面中央下部の「Default」と書かれているところをクリックし、「名前を付けて保存」をクリックします。

＜手順2＞
区別しやすいような名前を付けて「保存」します（ここでは「Sample」という名前で保存しています）。

＜手順3＞
保存した設定を適用する際は、画面下の「Default」をクリック→表示されたリストから該当するものを選択します。

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FX関連のサイトやSNS、トレーダー同士の会話の中で頻繁に見聞きするMT4（エムティーフォー）という名称。これはメタトレーダー4（Meta Trader4）の略称で、世界中のトレーダーに最も支持されているチャートソフトのことです。

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