FX力を鍛える有名人コラム

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    2015年12月14日
    原油安・株安・リスク回避の動きが継続へ!FOMC利上げで材料出尽くしも[雨夜恒一郎]
    先週のドル円相場は、原油安・株安・リスク回避の流れで円が買われたことから、一時120.58円まで下落し先月初め以来の安値をつけた。原油相場はおよそ6年ぶりの安値となる35ドル台へ下落。資源国通貨は全面安となり、カナダドルが対ドルで2004年以来の安値を更新、南アランドは財政懸念もあり対ドル・対円で暴落している。 原油相場については、OPECが減産で合意できない中、米エネルギー情報局が2016年まで供給過剰の状態が継続するとの見方を示すなど需給懸念が強まっており、来年は30ドル割れとの予想も出始めた。人民元も今月に入って下落が加速しており、8月のチャイナショックの再来を懸念する声も上がっている。先週金曜日はNYダウが300ドル超の急落となり、シカゴ日経平均は1万9千円台を割り込んだ。今週もリスク回避による円買いの流れが継続すると見るのが賢明だろう。 一方、外為業者が発表しているデータによると、個人投資家の売買動向は75%とむしろドル買いの比率が高まっている。このところ122-123円台でのもみ合いが続いていたため、122円付近は割安と見て押し目買いを入れたようだ。今週はFOMCでほぼ10…
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    2015年12月14日
    ディーラーによるドル円見通し「年末に荒れたマーケットでのトレード方法とは」[国府勇太]
    こんにちは。国府勇太です。 では、今週のドル円の見通しを見て行きましょう。 先週のドル円(日足) とにかく動きがすごかったですね。 前回、「122.50をしっかり抜けたらその方向に乗るのがいい」と言いましたが、9日に大きく抜け、その後週末にかけてさらにもう一段階下げ、120円台後半まで下げました。 ここ最近はレンジの動きだったので、久々の大きな動きにビックリしている方も多いと思います。 今週のドル円 ラインはここ、120円です。 120円はテクニカル的にも心理的にもかなり重要なラインです。ここを抜けたら、さらに大きく下がることが考えられます。 下げがかなりキツイので安易な逆張り(買うこと)はおすすめできません。 「落ちてくるナイフつかむな」です。 大きく下げた後の急回復を期待して買う方も多いですが、下げトレンドは基本的にトレンドに乗ったほうが無難です。 「もう下がらないだろう」と思ったところからさらに下がるのが相場の常です。 「逆張りの少ない可能性で大きく儲ける」よりも、「順張りでトレンドに乗り少しづつでも儲ける」ことに目を向けましょう。 記載の内容は作成者の個人的見解であり、ワイジェ…
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    2015年12月9日
    【Dealer’sEYE】ビックイベント後のマーケットは如何に[井口喜雄]
    こんにちは トレイダーズ証券の井口喜雄です。 今週前半の相場振り返り それでは、今週前半の相場を振り返ってみたいと思います。 ドル円は先週末に発表された良好な米雇用統計の流れから123.50円付近まで上昇したものの、原油安や、11月中国貿易収支が悪化したことによるリスク回避の円買いもあり、結局123円を挟んだ値動きが継続しています。ユーロは対ドル、対円ともに昨日反発し1.089ドル、133.80円付近で推移しています。 さて、ECBと米雇用統計のビックイベントをこなしたマーケットはどのような流れとなるのか、戦略を立てておきましょう。 まずドル円ですが、今週に限った話をすれば11月米小売売上高や、12月米ミシガン大学消費者信頼感指数の発表を予定しており、年末商戦での旺盛な消費を背景に指標結果は良好なものになる可能性は高く単発的な上昇は予測できます。 ただし、来週開催される米連邦公開市場委員会(FOMC)での利上げは確実視されているなか、正直なところ、ドル上昇の材料出尽くし感は否めません。マーケットがクリスマス休暇モードに突入している事を考えると積み上がった円ショートが巻き戻されるイメージ…
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    2015年12月8日
    あえて私がFXで爆益を狙わない理由[木里ゆう]
    私はたまに、 「コツコツと小さく稼ぐトレードを続けられてすごい」 「もっと爆益を狙わないんですか?」 と聞かれることがあります。こういう、ご意見やご質問に対する、私なりの考えを書いてみたいと思います。 今より10倍稼げても仕事はやめません なんといっても私はインドア生活が向かないのです。なので、たとえばずっと家にいてチャートを見張り続けるようなガチの専業トレーダーはちょっとできないと思います。仮に今より10倍の利益が出ていたとしても、なんらかのバイトやパートをすると思います。普通に働くことも嫌いじゃないんです。なので、自分の生活費は労働で稼ぎ、余剰資金を複利運用して、何年かしたときに今より増えていればいいな的な感覚です。 こういうビジョンなので、いきなり大勝ちを狙うつもりはなく、3歩進んで2歩下がるトレードで十分。そして必要以上に大きなリスクを取りたくないんです。 投資スタイル選びは乗り物選び 投資はよく人生の目的地にたどりつくための乗り物といわれますが、上手い例えだなと思います。 乗り物によってスピードと費用と安全度がちがいますよね。現在地から目的地までの距離と交通費(資産)に応じた…
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    2015年12月7日
    雇用統計は新たなドル買いの起爆剤にならず!FOMC前にポジション巻き戻しも[雨夜恒一郎]
    先週金曜日に発表された米国11月の雇用統計は、NFP(非農業部門雇用者数)が+21.1万人となり、予想の+20万人を上回った。また前回10月のNFPは+27.1万人から+29.8万人へ上方修正され、上振れが推計ミスでなかったことが実証された。失業率は2か月連続で5.0%と完全雇用レベルを維持。労働市場のスラック(弛み)は着実に解消されており、今月15・16日のFOMCでの利上げはほぼ確実になったといえよう。 この結果を受けて市場はドル買いで反応したが、インパクトは限定的だった。ドル円は抵抗線の123円台ミドルを抜けられず足踏み状態で終了。ユーロドルも、前日のドラギマジック不発の残滓もあり、1.08ドル台で下げ渋る展開となった。「NFPは予想を上回ったが、FRBの利上げペースを加速させるほどではない」というのが市場の受け止め方だった。 一方10月に前年比+2.5%と6年ぶりの上昇を記録した平均時給は、今回+2.3%と振るわなかった。先週水曜日に公表された米地区連銀報告(ベージュブック)は、「雇用加速は多くの地区で人材派遣業中心」「大半の地区で賃金上昇圧力は熟練職のみ」と指摘していた。労働…
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    2015年12月2日
    【Dealer’sEYE】今年最後の大勝負[井口喜雄]
    こんにちは トレイダーズ証券の井口喜雄です。 それでは、今週前半の相場を振り返ってみたいと思います。 今週前半の相場振り返り ドル円は昨日発表された米ISM製造業景況指数が予想を下回り、一時的に下値試す場面もありましたが、値動きは限定的となりました。マーケットの注目は明日のECB理事会、明後日の米雇用統計などのビックイベント待ちといった様相です。値動きは限定的で、122~123円台、ユーロドルも1.06前後での狭いレンジで推移する形となりました。 さて、今年最後の大勝負と題しました今週のレポートですが、皆さんはいつからお休みですか。金融市場は12月に入ると休暇シーズンに入る為、12月3日のECB理事会と12月4日の米雇用統計は今年最後の勝負と考える市場参加者は多いです。ビックイベントが控える週末の展開ですが、しっかり戦略を立てて臨みたいと思います。 まずは、12月3日のECB理事会ですが、注目点は3点で、預金金利、資産買い入れ、資産購入期間が焦点で下記が予想となります。 ECB政策 現行 予想 預金金利 -0.2% -0.3% 資産買い入れ 月額600億ユーロ 月額750億ユーロ 資産…
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    2015年11月30日
    引き続きダウンサイドリスクに注意!感謝祭が過ぎ市場は年末モードに[雨夜恒一郎]
    先週のドル円相場は手掛かり材料が乏しく、日米の祝日(日本の勤労感謝の日と米国の感謝祭)にかかっていたこともあり、122-123円台の極めて狭いレンジで推移した。先週の当コラムでは、「過去の経験則では保合い相場は半年まで。そろそろブレイクアウトに注意」と指摘したが、結局はもう一週間膠着が続いただけだった。 米国感謝祭が過ぎると街は一気にクリスマス商戦に突入し、金融市場は休暇シーズンに入る。銀行や機関投資家などでは、部門の責任者から順に休暇に入り、タイトル(職位)の高い人ほど長い休みを取る傾向がある。すでにバジェット(収益目標)を達成した部門のボスともなると、感謝祭からクリスマス明けまでまるまる1か月休みを取るのも珍しくない。かくして多くの金融機関は、意思決定者であるボスが不在となり、リスキーな取引を避けて「守り」に入ることとなる。1年で最も市場が薄く、チョッピーな(値動きが荒い)季節の到来である。 さて今週金曜日には米国11月の雇用統計が発表される。予想中心は失業率5.0%、非農業部門雇用者数+20万人となっているが、すでに来月のFOMCでの利上げが8割がた織り込まれている中では、よほど…
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    2015年11月30日
    FXの手法を構築していくときの流れはこんな感じ[木里ゆう]
    みなさん、こんにちは。木里ゆうです。今回の記事では私がFXのトレード手法を構築していくプロセスを紹介したいと思います。今まさに自分の手法を探し、組み上げようと思っている方が参考にしてくれたら嬉しいです。 同じやり方をなにがなんでも30回は貫く まず重視するのは自分のライフスタイルに合うやり方がどうか。ここが合わないとどうにもなりませんので、理想的なポジション保有時間をざっくりとイメージします。そしてそのイメージを実現できそうな手法を、これまでに得た知識を総動員して形にしていきます。本に書いてあるやり方でも、自分が納得できたり、使えそうなやり方だと思えればOKです。 こんな感じでとりあえずのルールが完成したら、デモ口座か1000通過で最低でも30回はルール通りのトレードをやってみます。このときに何連敗しようが、同じルールで検証を続けるのがポイント。同時にこの30回のトレードの記録を残します。このとき記録するのは、単純な勝ち負けだけでなく、その日にこんな指標があったとか、こんなことに気づいたとか、そういうのをなんでもいいから残しておくことで、あとから効いてきます。 同じことを続けているから…
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    2015年11月24日
    私が一度のFXトレードでたくさん稼ぎたくなった理由[木里ゆう]
    今年の夏ごろにやっていたRH手法を封印した理由 もう11月も終わりですね。秋が深まってきたことにはぜんぜん関係ないんですが、私が高レシオのFXトレードを志した理由をお話できればと思います。 FXを始めてから1~2年くらい、本当に初心者だったころを除けば、私の軸となってきた手法はレシオ1.5(利益の幅÷損切りの幅が1.5)くらいで、そこそこの勝率をキープしながら利益をあげていくものが多かったです。 たとえば今年実際に使っていて、こちらの連載でも何回も取り上げたRH手法(RSIと平均足の手法)あたりはこの典型でしたね。エントリーと決済の基準にあいまいさがないので迷うことがなく、またRSIと平均足を絡めたやり方も優位性があるなーと感じていました。 RH手法は利益が出始めたら、平均足の色が反転したところで決済します。平均足はトレンドが続いていれば陽線なら陽線、陰線なら陰線が出続けやすいので、つまりはトレンドが反転するまで引っ張って利を伸ばそうとするわけですが、そのタイミングがわからないところに問題がありました。 このときは1時間足を基準にしていたので、勝っているポジションを持っているときは1時…
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    2015年11月23日
    保合い相場も半年まで?そろそろブレイクアウトに注意[雨夜恒一郎]
    先週のドル円相場は、パリ同時テロを受けて週初には一時122.23円まで下落したものの、株式市場への悪影響がほとんど見られなかったことから「金融市場への影響は限定的」との安堵感が広がり、一時は123.76円と8月以来の高値へ上昇した。ただ日銀が8対1の賛成多数で金融政策の現状維持を決定し、黒田日銀総裁の会見も追加緩和を想起させるものではなかったことから、123円台を割り込んで週の取引を終えた。結局は方向感の乏しいレンジ取引がもう一週間続くこととなった。 FOMC議事録やメンバーの発言を受けて、FRBの12月利上げはほぼ織り込み済みとなる一方、日銀の追加緩和は当面期待薄の情勢だ。ドル高・円安が一段と進行するには新たな強気材料・燃料投下が必要と思われるが、足元では新規材料難となっており、今後はクリスマス休暇・年末を控えて市場参加者の取組意欲も低下しやすい時間帯となる。先週の当コラムでも述べたとおり、来月のFOMCで利上げが実現すれば、むしろそれをきっかけに当面のドル買い材料出尽くしとなってしまう可能性もある。 ドル円が今年の高値である125.86円をつけたのは6月5日。今回の保合い相場もそろ…