田向宏行

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    FXはローリスク・ハイリターンを狙おう[田向宏行]
    2020年12月8日
    FXはローリスク・ハイリターンを狙おう[田向宏行]
    FXに対して、ハイリスクな金融商品というイメージを持つ人も多いのではないでしょうか。しかしそれには原因があり、同時にローリスクへの道も存在するのです。専業トレーダーの田向宏行さんに詳しく解説していただきましょう。 ローリスク・ハイリターンがFXの成功例 銀行預金のように誰でもお金を預けるだけで利息が付くようなものは「ローリスク・ローリターン」です。マイナス金利の現在では、従来のローリターンがほぼゼロリターンになっています。誰かに預けても駄目なので自分で少しでも増やそうと考えるのは当然です。 FXは「ハイリスク・ハイリターン」といわれます。デリバティブといわれる特殊な金融取引で専門知識が必要です。利益を得る人もいれば、損をする人もいます。しかし意外に思われるかもしれませんが、実際にFXで収益を積み上げる人はハイリスクな取引をしていません。 成功しているトレーダーに共通するのはリスクを減らし利益を得る「ローリスク・ハイリターン」のFX技術を持っていることです。 FXのリスクは何か? 一般にリスクというと「損」と思いがちです。しかし経済学的なリスクとは「結果が不確定なこと」をいいます。つまり…
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    最初の武器(手法)の見つけ方[田向宏行]
    2020年11月12日
    最初の武器(手法)の見つけ方[田向宏行]
    FX手法で大事なことは、自分に合っているかどうかです。自分の生活や性格、資金量や目標に合ったものが、最良であるといえるのです。それではそんな武器をどのように見つければ良いのか? 田向宏行さんに解説してもらいます。 弱肉強食の世界で勝ち残る人の共通点 12月の週末、元シティバンク・チーフディーラー西原宏一氏の有料メルマガ「シンプルFX」のセミナーが沖縄で開催されました。私も寒い東京を脱出して南国沖縄で全国から集まった20名ほどのトレーダーの方々といろいろお話しできて、とても楽しい時間でした。 そのときに印象的だったのが、参加者の多くが自分の投資法を持っていたことです。FXは自分の損が相手の利益になる弱肉強食の世界です。その中で個人投資家が生き残り、さらに利益を得るためには、この戦場で勝ち残るための武器が必要です。 参加者のトレード話を聞くと、プライスアクション(値動き)だけで取引する人もいれば、テクニカルを使う人もいました。1分足や5分足で取引する人もいれば、1時間足や日足を使う人もいましたが、共通したのは彼らの武器の見つけ方でした。 武器の見つけ方 セミナー後の懇親会で語り合う中で、何…
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    ロット数を同じにする〜単純で簡単なことを身に付けよう!〜[田向宏行]
    2020年10月10日
    ロット数を同じにする〜単純で簡単なことを身に付けよう!〜[田向宏行]
    取引数量(ロット)の調整は、初心者が苦手とするところで、これにより致命的な失敗を犯してしまう人さえいます。そうならないためには、ロット数を同じにし、ポジションは一つだけと決め、1回のトレードに集中することがお勧めです。この単純な約束事を守りながら、上達の道を歩んでみてはいかがでしょうか。 あなたのスキルはどの段階にあるか? FXの都市伝説的なものが「勝ったときはロットが小さく、あまり儲からない」「負けるときはロットが大きく、多額の損をする」というものではないでしょうか。私も初心者のころにそう思いましたし、本誌の読者にもそう感じる方はいらっしゃるでしょう。 取引数量(ロット)をうまく調節できると、収益を効率的に増やすことができます。著名トレーダーは誰もがやっていそうですが、実はこれが簡単ではありません。 取引ロットの調節は、自分の取引スタイルが確立している上で、さらに資金管理や相場情報など、相場のさまざまな要因を知ることで可能となる技術です。テニスでもゴルフでも、プロの技を見ていると誰でもすぐにできそうに思いますが、現実はそう簡単ではないのと同じです。 ロット数の調節は「諸刃の剣」です。…
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    どんな経済指標を見るべきか?[田向宏行]
    2020年9月17日
    どんな経済指標を見るべきか?[田向宏行]
    ファンダメンタルズ分析に欠かせない要素の一つとして、経済指標が挙げられます。しかし、一口に経済指標といってもさまざまな種類があり、どれに重きを置くかで迷っている方も多いことでしょう。それではどのような経済指標を参考にするべきなのか? 田向宏行さんにアドバイスしてもらいます。 注目される事柄は何かを意識すべき 私はテクニカルを中心にマーケットを見ていますが、ファンダメンタルズも無視できません。テクニカル分析を職人の技術に例えるなら、ファンダメンタルズ分析は経済の連想ゲームです。経済指標の変化や、経済政策の変化が今後のマーケットにどう影響するかを考えていきます。 経済指標は、指標自体の影響力の大小と、トレーダーが取引する時間軸により、マーケットでの値動きに違いが出てきます。どんな指標を見るべきかは、自分がどの時間軸でトレードしているかで決まります。 つまり影響力の小さな指標でも、短い時間軸で取引する人にとっては大きく影響し、同じ指標でも長い時間軸の方には誤差の範囲程度の動きかもしれません。これは時間軸の大小で値動きの幅が違うからです。 よって影響力の大きな指標は、短い時間軸で取引する方には…
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    私が参考にしているFX情報源[田向宏行]
    2020年8月16日
    私が参考にしているFX情報源[田向宏行]
    インターネットが普及して以来、世の中には影響力の大きいものから小さいものまで、それこそ膨大な量の情報が飛び交っています。そんな情報社会においてマーケットを分析する上で、専業FXトレーダーの田向宏行さんが参考にしているのはどんな情報源なのか? 具体的に教えてもらいます。 「どの情報か」ではなく「誰の情報か」が大切 私はテクニカル分析をベースにFX取引をしています。このため相場の方向性の判断やエントリーのタイミングは、チャートの指示に従うことになります。しかし、値動きに影響する各国の政治や財政の状況、実需やオプションの動向、ポジションの偏りなどは、チャートには表れにくいものです。 そのため、チャートを補う意味でいろいろな情報を取ります。そして「どの情報を取るか」というより、「誰の情報を取るか」ということを重視しています。相場情報はFX会社でも配信しているのですが、金融市場に関する情報は膨大で、何が重要かの選別は大変です。そこで私は信頼する人のフィルターを経た情報を取ることにしています。 特にファンダメンタルズを、私のような個人投資家が考えても、素人の妄想になりかねません。これはとても危険で…
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    私のFXトレードの時間割[田向宏行]
    2020年8月2日
    私のFXトレードの時間割[田向宏行]
    人それぞれ生活リズムはまちまちであり、トレードできる曜日や時間帯は異なります。また、自身のトレードスタイルがスキャルピングなのかデイトレードなのかスイングトレードなのかによっても、1日のスケジュールは大きく変わってくるでしょう。ここでは専業トレーダーの田向宏行さんに、トレードの時間割を教えてもらいます。 午前中はチャートを確認して情報を収集 FXは24時間いつでも取引できるので、「じゃあ、いつ取引するのが一番良いのか」と迷う方もいるでしょう。今回紹介する私の1日が、どなたかの参考になれば幸いです。 知人のトレーダーの中には完全に夜型で、夕方に起きて欧米時間を戦場として朝方に寝る、という人もいます。しかし私は50代のオッサンなので、夜遅い日が続くとだんだん疲れるようになってきました。また、私はトレーダーとしては少し特殊で、FX関連の企画や本誌のように文章を書く仕事もさせていただいています。こうした仕事の打ち合わせは日中に入るので、あまり夜型にならないようにしています。 トレーダーは出社の必要がありません。普段は午前8時から10時ぐらいに腕にした活動量計Fitbitのバイブレーションで起こ…
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    私の愛用するFXテクニカル指標[田向宏行]
    2020年7月2日
    私の愛用するFXテクニカル指標[田向宏行]
    未来の値動きを予測するテクニカル分析には数多くの指標が存在しますが、全てを覚えて使えるようになる必要はなく、その中から自分のFXトレードスタイルに合ったものを見つけていくことが大切です。専業トレーダーの田向宏行氏は、普段どのようなテクニカルを愛用し、FX相場を分析しているのでしょうか。詳しく解説してもらいます。 テクニカル分析の王道移動平均線を極める FXでは株に比べ、多彩なテクニカル分析を使うことができます。株式投資はファンダメンタルズ(企業業績や情報など)、FXはテクニカル、といわれるのも合点がいきます。それほど豊富な種類があるテクニカルですが、私が愛用するのは「移動平均線」です。コンピューター以前の手計算の時代から使われていたテクニカルなので、どんな相場状況でも有効となる普遍性があると考えるからです。 一口に移動平均線といっても、さまざまな種類があります。拙著『臆病な人でも勝てるFX入門』でFXを始めたばかりの方にご紹介しているのは、移動平均線の中でも基本ともいえる単純移動平均線(SMA)です。 拙著では市場参加者の多くが意識している期間21をご紹介しています。この21SMAを適…
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    FXで私が勝ちやすい相場、勝ちにくい相場[田向宏行]
    2020年6月22日
    FXで私が勝ちやすい相場、勝ちにくい相場[田向宏行]
    FXを長く続けている方なら身をもって感じていると思いますが、為替相場には勝ちやすい場面とそうでない場面があります。専業トレーダーの田向宏行さんから見た、勝ちやすい相場と勝ちにくい相場とはどのような状況なのか。また両者の見極め方や、勝ちやすい相場での取引方法についてレクチャーしてもらいます。 勝ちやすい場面は緩やかなトレンド相場 FXを始めたころ、収益が安定しないうちはトレード・テクニックや金融知識さえ身に付ければ、「どんな相場でも、いつでも儲けられる」と思いがちです。私もそう思っていろいろ勉強しました。しかし、これは幻想です。多くのトレーダーに得意な相場や得意な通貨ペア、または自分のスタイルがあるということは、相場の全ての場面でうまくいくわけではないことの裏返しだと、あるときに気付きました。 私にとって勝ちやすい相場は、トレンドが明確で急激な動きの少ない、ボラティリティ(変動率)の安定した相場です。こうした相場ではどこで入っても緩やかな動きの中で利益を取りやすくなります。急な動きではないので、すぐに多くの利益にはなりにくいですが、エントリーとストップが適切なら、ストップにかからずジワジ…
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    2018年7月8日
    相場で生き残るためのテクニカル特化型戦略|第2回 [田向宏行]
    この連載では専業トレーダーの田向宏行さんに、テクニカル分析に特化したトレードテクニックを数回にわたってレクチャーしてもらいます。今回のテーマは、テクニカルのベースとなる値動きです。値動きを分かりやすく視覚化したローソク足チャートの本質を、ここで徹底的に理解しましょう。 ※この記事は、FX攻略.com2018年6月号の記事を転載・再編集したものです 相場が動く理由は何か 前号ではファンダメンタルズは使わない、使えない、というお話をしました。ファンダメンタルズ分析は、 ① 経済の大きな潮流の変化と個人投資家がトレードする時間軸が一致しないこと ② 経済の教科書的な考え方と現実の値動きが一致するとは限らないこと ③ 取引タイミングが示されないこと などから個人投資家がトレードの判断材料として使うのは現実的でないことをご説明しました。 本稿を執筆している2018年3月中旬、ドル円は2月27日高値の107.67円と、3月2日安値105.25円の間でレンジ相場となり、膠着しています。この膠着相場の期間中には、北朝鮮とトランプ大統領の会談が決まったり(リスクオン)、コーン米国家経済会議議長が辞任した…
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    2018年5月30日
    相場で生き残るためのテクニカル特化型戦略|第1回 敢えてファンダメンタルズ分析に頼らない理由[田向宏行]
    この連載では専業トレーダーの田向宏行さんに、テクニカル分析に特化したトレードテクニックを数回にわたってレクチャーしてもらいます。第1回となる今回は本題に入る前に、なぜファンダメンタルズ分析ではなくテクニカル分析が必要なのかを教えていただきます。 ※この記事は、FX攻略.com2018年5月号の記事を転載・再編集したものです ファンダメンタルズ分析で儲けるのは簡単ではない FXを始めると、為替レートだけでなく、各国の金利や政治状況などにも興味が向きます。トランプ大統領が就任して米国政治は話題に事欠きませんし、欧州は英国のEU離脱や欧州中央銀行(ECB)などのニュースが注目を集めます。しかし、そうしたファンダメンタルズのみでFX取引をしようと思うと、あまり上手くいきません。あるときは予想通りに動いて利益になりますが、想定通りの動きにならず損をする場合もあります。これは私も含めFXを始めた個人投資家の誰もが経験することでしょう。 しかし、全く別の視点で利益を出す方法もあります。拙著『臆病な人でも勝てるFX入門』(池田書店)で紹介した小学生トレーダーは英語もできませんし、世界の政治や経済を知り…