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番外編|今後の日米経済動向、通商動向とドル円の行方 最終回[月光為替]

それでは、この番外編シリーズの最終回ということで、今後の米ドル/円相場に今までの議論を落とし込んでみたいと思います。

今のドル円には上昇するパワーがある

まず、市場のセンチメントとして絶対的に抑えておかなければいけないのは、今は米ドル/円には上昇のパワーがあるということです。

日米首脳会談の前から、あれほどトランプ大統領がツイッターで、日本の為替政策に対してネガティブなツイートがなされていたのにもかかわらず、110円すら割ることなく高い水準で推移してきました。

5年チャートで見ると、この1年の価格の攻防が大きかったラインまでしか落ちておらず、心理的節目である110円にはかすりもしません。これは、結構な示唆であり、基本的にまだ米ドル/円は、中期的には上目線でいいという材料になります。

今年に関してファンダメンタルズはドル高方向

そして、ファンダメンタルズ的にも、勿論米中の通商問題や、日本に対する為替牽制など、様々憂慮すべきことはありますが、プラザ合意のようなことがもし行われるとしてもそれはまだまだ先のことであり、基本的に今年に関してファンダメンタルズはドル高方向です。

FRBは先日のイエレン議長の発言にもあるとおり、基本的にはタカ派のスタンスを崩していません。

日本に拡張財政が求められても、現在日本はそれを可能にする方策としてマネタイゼ―ションしかありませんので、これは逆に円安圧力となります。
当然保護主義のような貿易通商政策は、そもそもがドル高方向の圧力です。
 
ですので、基本的にはチャートの形が劇的に変わらない限りは、押し目を拾っていくスタンスで良いかと思います。

為替操作国認定されるかがリスクポイント

リスクポイントとしては、中国や日本を為替操作国認定するかどうか。中国に関しては、これだけ対中強硬路線の閣僚がそろっていることを考えると、高い確率で認定するのではないかと私は考えています。

その場合は勿論円高圧力にはなりますが、このレベルではまだ押し目形成程度の事象だと考えられるので、この押し目では拾っていきたいところです。

後は、今年もまだ見ぬブラックスワンが勿論あるでしょうから、そういったリスクには対処できるようポジション管理は徹底的に行いながら押し目で米ドル/円を拾っていくという流れで、今のところは間違いないのかなと考えています。

前回トランプ大統領就任後あたりで、本国投資法や共和党のドル安アノマリーを絡めたお話し(番外編|トランプ大統領実現の影響と為替戦略(月光為替))をしましたが、これが具体的に為替に効いてくるのは、やはり2018年以降だと考えます。

これにて番外編は終了です。今後の参考にして頂ければ幸いです。また来週より、通常回へ戻ります。

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