FX力を鍛える有名人コラム

淳一FXのスキャルピング教室〜なぜ億越えトレーダーにスキャルパーが多いのか?|第4回 自分専用のスキャルピングスタイルを構築する②

淳一FXのスキャルピング教室〜なぜ億越えトレーダーにスキャルパーが多いのか?|第4回 自分専用のスキャルピングスタイルを構築する②

 第3回では、スキャルピングスタイルを構築する上で基本となる部分をお話しさせていただきました。今回はスタイル構築時に重要となる自分自身を分析するコツや方法などについて綴っていきたいと思います。

FXにおける自己分析の大切さ

 FXでは、スキャルピングに限らず自分自身の性格やメンタルが結果に大きく影響するため、スタイルやルールの構築時にそれらを加味して考える必要があります。ある程度FXを経験されている方であれば、過去のトレードを振り返ることで手法や技術的な問題ではなく精神的な影響を受けた失敗が思い浮かぶのではないでしょうか?

 例えば、「ルール上、我慢すべき所でそれができなかった」「連敗後に意地になってしまい傷口をひろげてしまった」…など、これら性格やメンタル的な問題は個人によりさまざまですが、自己分析することで苦手な状況をしっかり認識し、抑制されたトレードを行うことができれば、それは直接成績につながるわけです。

コピートレードがうまくいかない理由

 FXを始めたばかりのころや相場がうまくいかなかったときに、SNSやブログを見て勝ち続けているトレーダーのポジションを参考にコピートレードを試し、「真似ているはずなのに、なぜか最終的にマイナスになる」という経験をされた方も多いと思います。これは、コピー元のトレーダーが実際に利益を上げたポジションであったとしてもエントリー時の環境や背景認識などポジション以外の情報が不明瞭かつ曖昧なことから、タイミングに誤差が生じたり、イグジットの判断が異なったりすることが原因です。自分自身の相場観や手法、環境、結果の違いは、通常以上に精神的な負担となります。コピートレードがうまくいかない理由は、環境と“メンタル”の違いなのです。

誰一人として同じ人間はいない

 極論になりますが、仮に勝率9割のAさんは専業トレーダーで現金10億円と複数の不動産を持ち、家賃収入だけでも生活ができる我慢強いタイプだとします。一方、兼業トレーダーで資産100万円、ムキになるタイプのBさんがAさんと同じトレードができないのは明らかですよね。では同じ家庭で育った双子同士ではどうでしょう? 同じ生活環境であっても性格やメンタルには少なからず相違点があります。1年もFXを続けていれば得手不得手が異なり、もしかすると1人は大金をつかみ1人は破産しているかもしれません。でもそれが相場なのです。

 FXは性格やメンタルだけではなく、資金量や生活環境、抱えている問題など、それら全てが複雑に絡み合い影響します。誰でも使える聖杯というものはなく、特定の個人を目標に努力するのは良いことですが、意識しすぎるのは良くありません。個人トレーダーとして大切なのは、自分に合ったトレードでステップアップしていくことであり、“自分専用の聖杯”でしか勝ち進むことはできないのです!

初心者にお勧めする適正ロットの算出法

 トレードスタイルの構築で重要になるのは、資金管理でもある標準ロットと最大ロットです。ロット数を決めるのは直接的に利益の増減に関わる大切なことですが、それ以上に大損失から資金を守りFXを続けていくためのとても重要なルールとなります。

 仮に使う予定のない200万円のお金がある場合、半分の100万円をFX資金とします。半分にする理由は、私生活でお金が突然必要になったときになくては生活そのものに困ってしまうからです。これも一つのリスク管理だと考えましょう。

 100万円での資金にて仮にドル円を選択した場合、現状の証拠金率では約20万通貨の取引が可能ですが、20万通貨で取引した場合、わずか5円(500pips)逆に動けば資金が底を尽きることになってしまいます(有効比率0カットの場合)。

 そこで決めないといけないのは1日の最大損失額です。一般的に資金に対して2~3%程度が許容範囲であり、5%を超えると回復することが困難になるといわれています。仮に100万円の資金で2%に設定した場合、「1日の損失は最大で2万円まで」とルールに組み込み厳守することで、回復できないような失敗を抑えることができるわけです。

 1日のトレード回数が多くなりがちなスキャルピングの場合、1度の失敗で許容額に達してしまうと翌日までトレードすることができなくなってしまい、チャンスがあっても我慢しなくてはなりませんので、同じ損失が数回重なったときに最大額へ達するよう設定します。

 仮に5回の失敗を許容するとした場合、2万円を5で割り1回あたり4千円以内の損失に限定する必要があります(連敗を仮定します)。次に過去のトレードを振り返るなどして「損切り時の平均値幅」を調べるか、ルールや目標としている「損切り幅」を出し、仮にそれが10pipsだとすれば、-10pipsで-4千円となる4万通貨が適正ロットとなります(※3回のナンピンを予定したトレードなら1万通貨〈合計4ポジション〉が適正となります)。このように、資金と取引回数や損切り幅から許容リスクを加味し逆算することで、今の自分に適したロットを算出できます。

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チャンスの強弱でロットを変更する

 資金ルールがしっかり守れるようになれば次のステップとして、相場観や優位性の強さに合わせて適正ロットを2分の1や数倍に増減し、効率化する「ロットを武器にしたトレード」も可能となります(最大損失額は厳守)。

 次回は、「FXでなぜメンタルが重要なのか(仮)」と題しまして、FXに立ちはだかるメンタルの壁を徹底解剖! 私が実践してきた対策などをご紹介させていただきます。

※この記事は、FX攻略.com2019年1月号の記事を転載・再編集したものです。本文で書かれている相場情報は現在の相場とは異なりますのでご注意ください。

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