Tradency社が開発した「ミラートレーダー」では、自動売買取引のプログラムのことを「ストラテジー」と呼んでおり、取引手法や取引通貨ペアが異なるストラテジーをいくつか組み合わせて長期的に運用していくのが一般的だ。当社では、3~5本のストラテジーで運用するお客さまが多いが、世界的には7本程度が一般的のようである。
また、トレンドフォローやブレイクアウト、デイトレードやスイングトレード、最大ポジション数といった概要的なことは取引ツール上に記載されているが、アルゴリズムやストラテジーのソースコードについては明らかにされていない。これは、取引のロジックが知的所有権としてみなされているためである。
そうしたこともあって、Tradency社が顧客に提供するストラテジーを採用するにあたっては、次のように厳しいプロセスを経ることとしている。
①「ストラテジープロバイダー」と呼ばれる世界中の開発者(ヘッジファンド、投資助言会社やトレーダー)が開発したストラテジーがTradency社に提出され、同社がパフォーマンスをチェックする。
②一定の審査期間内にTradency社のテスト環境でストラテジーを稼働させて、30回以上取引された実績があるものについてのみパフォーマンスを審査する段階に移行する。30回以下の取引のものは、30回を超えるまで待つ。
③審査は、過去の価格データに基づいてストラテジーを検証する「バックテスト」の結果ではなく、実際の相場でパフォーマンスを検証する「フォワードテスト」の結果により行う。
④パフォーマンスが一定の基準を満たしていれば、Tradency社がスカイプなどを通してストラテジープロバイダーにインタビューし、双方で合意に達すれば契約が締結される。インタビューでは投資経験や職業、学歴なども確認するが、作成者の知名度は考慮されない。
Tradency社では月に約150のストラテジープロバイダーからストラテジーの応募を受けているそうだが、①~③のプロセスで採用されるのは月に1、2社程度とのことなので、いかにストラテジーの採用までに厳しい審査が行われているかが分かるだろう。
ちなみに、弊社ではこのようにして提供された多数のストラテジーのパフォーマンスを改めて内部で独自にチェックし、弊社のガイドラインに沿った優良なストラテジーのみを「セントラルミラートレーダー」に搭載している。
※この記事は、FX攻略.com2020年7月号の記事を転載・再編集したものです。本文で書かれている相場情報は現在の相場とは異なりますのでご注意ください。
※当コラムは執筆者の個人的見解に基づいて書かれたものであり、証券会社の考えを反映するものではございません。
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