FXにおいて時間的要素を重要視している川崎ドルえもんさんの当連載。「為替天気予報」として、統計的アプローチからの具体的なトレード戦略を教えていただきます。
1.月足天気予報
こんにちは、川崎ドルえもんです! 今回は、6月14日~6月25日までの為替の傾向を紹介していきます! 私は、過去の為替相場からデータを取り、その月日のアノマリーを算出して為替天気予報として配信しています。
まずは月足の傾向を紹介していきましょう!
下の表はドルストレートに関する通貨ペアの月足を2000年から数えたものになります。
6月の欄を見てみると、ポンドドルの陽線回数が14回、豪ドル米ドルは15回、NZドル米ドルは14回と多く、ドルが基軸通貨になっている米ドルカナダドルは陰線回数が14回、ドルスイスフランは16回と陰線の回数が多くなっています。
このことから6月はドルが売られやすい傾向・アノマリーがあることが分かります。特にドルスイスフランは確率に直すと約76%の確率で陰線がついているので注目です。
2.週足天気予報
次に週足のデータを見ていきましょう。下の表は過去の6月14日から6月18日までの週足から陽線確率を算出したものになります。
見てみると、ドルスイスフランの陽線確率が35%、ユーロスイスフランは27%、豪ドルスイスフランは34%、NZドルスイスフランは33%、カナダドルスイスフランは31%と、ほとんどのスイスフランに関する通貨ペアの陽線確率が低くなっています。
このことから6月の第3週はスイスフランが買われやすい傾向・アノマリーがあることが分かります。
次に6月の第4週の週足天気予報を見ていきましょう。
下の表(※購入者公開部分に掲出)は過去の6月21日から25日までの週足から陽線確率を算出したものになります。見てみると、6月21日からの週は——
※上のボタン、リンクを押すと投資系ECメディア「GogoJungle」投資ナビ+へ移動します。記事の続きでは、週足天気予報(6月21日~25日)と日足天気予報(6月15日/6月16日/6月22日/6月24日)をご覧いただけます。
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