アイネット証券の人気自動売買システム「ループイフダン」が2016年9月下旬より、スマートフォンとタブレット版のアプリでも運用が可能になりました。
そこで、モバイルアプリの大幅なバージョンアップを行った背景について、アイネット証券の外国為替本部 吉田純一氏に話を伺ってきました。
アイネット証券外国為替本部 吉田純一氏
＜参考＞
アイネット証券：ループイフダンがスマートフォン・タブレットでもご利用いただけるようになりました。
アイネット証券：スマートフォン、タブレットアプリの強制バージョンアップについて
ループイフダンをスマホで運用できるメリットとは？
編集部 一昔前ですと取引ツールはパソコンがメインでしたけど、最近はスマホだけで取引しているトレーダーさんが結構います。アイネット証券さんの方ではモバイルアプリを利用されているユーザーさんの数は順調に伸びていますか？
吉田氏 ループイフダンに関しては2016年の9月26日まではスマホ対応をしていませんでした。今回のバージョンアップ前にお客様から様々な要望をいただいているのですが、「ループイフダンをスマートフォンに対応してほしい」という要望が圧倒的に多かったんですね。「スマホに対応していないからループイフダンをやりたくてもできない」というお客様がかなりいらっしゃって、我々としましてもループイフダンのスマホアプリ対応化は大きな課題でした。それが今回実現できましたので、バージョンアップ前よりもアプリのダウンロード数はかなり増えております。
編集部 ループイフダンは何度も取引画面を触るようなものではないので、スマホでも十分ですよね！ スマホでループイフダンを運用できるというのはそれだけでも大きなメリットだと思いますが、ループイフダンをやりたいというトレーダーにとって、今回のバージョンアップによって他にはどのようなメリットを享受できるのでしょうか。
吉田氏 リスク管理という意味では、ちらっとでも口座状況を見られたらそれでいいんですよね。しかもそれを外出先で時間にとらわれずにできるっていうだけで、だいぶ安心感は違うと思います。
編集部 発注や確認などの機能はパソコン版と一緒なんですよね。
吉田氏 ほとんど一緒です。若干違いはありますが、取引を始めたり止めたりというのはもちろんできますし、ポジションごとの確認もできます。
編集部 投資に興味を持っている人たちに話を伺って分かったのですが、FXを始めたいと思っている方の中にはパソコンに苦手意識を持たれている方が結構いるんですね。「スマホならやってみようか」と思う方は少なからずいると思います。
吉田氏 スマートフォンの普及率はどんどん上がってきていますし、弊社のモバイルアプリ利用者も年々増加していますから、スマートフォンユーザーは無視できないですね。
編集部 今回のバージョンアップに止まらず、これからも随時スマホアプリを強化されていく予定はありますか。
吉田氏 そこは重要だと思っています。今回の大幅なバージョンアップは時間をかけて行ったのですが、今後はお客様から要望の大きいところは即対応できるよう予定しています。時期は未定ですが、まずはデモ取引をスマホでもできるようにしたいと考えています。
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