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ドル円年足は相場転換を示唆!来年は円高に備えよ[雨夜恒一郎]

先週のドル円相場

先週のドル円相場は、クリスマスで超薄商いの中じり安の展開となり、金曜日には120.00円近辺まで下落した。米国の利上げという最大のヤマ場を通過した材料出尽くし感に加えて、前の週に日銀の緩和補完措置に飛びついて123円台まで買ってしまった反動が出た格好だ。

本日は英国圏を中心にボクシングデーで引き続き祝日ムード。木曜日、金曜日はニューイヤーズイブ、ニューイヤーズデーで多くの地域が休日となる。経済指標などイベントも少なく、突発的な事件でも起こらない限り、現状レベルで静かに新年を迎えることになりそうだ。

さて、今年一年のドル円相場を振り返ってみると、高値は6月5日に記録した125.86円、安値は1月16日につけた115.86円で、レンジはちょうど10.00円。今年はこのままいくと変動相場制移行後で最小のレンジ、つまり最も動かなかった年になりそうだ。2013年(年間レンジ18.64円)、2014年(同21.10円)と大幅な円安が2年続いたが、そのエネルギーが枯渇していることを示している。

しかも今年1月2日の始値は120円付近であったから、ローソク足にするとほぼ寄引同時線(十字線)となる。十字線は「捨て子線」とも呼ばれ、ケイ線分析の古典・酒田五法では攻防の分岐点とされ、次に下放れ陰線が出た場合は売りサインとなる。今年で上昇トレンドに区切りをつけ、来年は下落トレンドに転換する可能性をはらんでいる。

ドル円年足 「捨て子線」が出現

今年は流行語大賞にもなった「爆買い」が注目を集めたが、大挙来日して爆買いする中国人は、別に日本が好きだからやってくるのではない。旅費を差し引いても日本で買い物した方が安いからやってくるのである。要は円が割安なのであり、1ドル120円という相場は長期的に見て円が過小評価されている可能性が高い。今年の日本経済は外国人のインバウンド消費にずいぶん助けられたが、過去の経験則から言えばそんな幸福な時期が長く続くとは思えない。来年は「変化の年」になることを覚悟して臨みたい。

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