3年でマイナス200万から「副業FXで月収30万ちょい」の人生イージーモードにした件
- 短期的な投資結果は運の影響も大きいことを理解
- ルール通りに売買するため、ルール確立が急務
- ロットを下げることで精神、資金管理に好影響
- 損切りできないと、いつか大けがをする
- トレード回数はできるだけ減らすもの
大きく勝っても調子に乗らない
今回は最終回ということで、「私のYouTubeを見ていただいている視聴者の皆さんの投資成績がプラスになった理由」をランキング形式で紹介していきます。実際に視聴者の方々にヒアリングした情報がベースになっています。
FX攻略.comさんでの雑誌連載は今回で最後ですけど、また皆さんとお会いできる日を楽しみにしています。
というわけで、第5位は、「たまたま運が良かった」です。
ルールを守るためロットを下げる
拍子抜けされた方もいるかもしれませんけど、運が良かった、あるいは悪かったということに気づけることは非常に大切。トレードの成績は何百回、何千回という試行数を重ねた上での統計的判断をするべきということは、これまで何回も解説してきました。逆にいえば、少ない回数のトレード結果は、運に非常に左右されます。まぐれで勝ち続けることもよくある話です。勝っておごらずの精神でいきましょう。
ルールを守るためロットを下げる
第4位は、「ルール通りに売買ができた」です。
これはもう常連ですね。目先の成績に関係なく、ルール通りにトレードできたかどうかは極めて重要です。ルールを守れないということは、謎のチャンスに見えるタイミングや値ごろ感でのエントリーをしているということ。そしてルールがなければ、損切りができるはずはありません。
もちろんこれは、優位性のあるルールを確立できている前提がありますが、ルールを破った上でまぐれで勝っても、統計的なデータを得られません。
第3位は、「ロットを落としてトレードができた」です。
何よりこれは、私自身のトレード成績が上向いたきっかけです。それまでの全力勝負をやめ、小さなロットでトレードしてみたところ、不思議とすぐにルールを守れるようになり、損切りも問題なくできるようになりました。
ロットを落とす効果は非常に高いのですが、どれくらいまで落とすかは人それぞれ。一つの基準として、やっていてドキドキしない、平常心を保てるポジションサイズが適正です。仕事中に何回もチェックしたり、夜寝れないのはロットが大きすぎます。
ロットを落とすことは、メンタル的にも、資金管理的にも良い作用がありますので、今うまくいっていないのなら、とりあえず1000通貨取引をしてみると良いでしょう。
損切りの実行、ポジポジ病の克服
第2位は、「損切りをきちんと行った」です。やっぱり損切りは大切でした。
FXで失敗するとは、単純に大きな損失を出すことです。例えば100万円の投資資金が一撃で50万円にまで減ってしまったら、原点復帰するのに大変な時間と労力がかかりますし、メンタル的にも折れてしまっておかしくないです。
こういった再起不能になりかねない状態を回避するため、事前に決まっている損切りルールを実行できるかどうかが、トレーダーとして生き延びられるかを左右します。「損切りをしたくない」という邪な気持ちが、トレーダー生命を縮めることにつながってしまいます。
第1位は、「待った、エントリーを減らした」でした。ある意味順当な結果です。
FXとは、いかに期待値の低いエントリーを避けるかという勝負です。なので、良いエントリーを増やそうと意気込むより、とにかく無駄なエントリーを減らすことが大事です。本当にチャンスである場面だけに絞り込むことで、結果的に収支は向上するものです。ポジポジ病は、成功を妨げる大敵ということですね。
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機械になれるか、それで決まります
というわけで、皆さんもうお気づきかもしれません。1位から4位は連動していますよね。無駄なエントリーを減らし、損切りをちゃんと行い、ルール通りに売買をすることが非常に大切で、そのためにはロットを落としてメンタル的な負荷を軽減することが有効です。また、統計的優位性を得るために確立されたルールを作って守ると同時に、短期的には運の要素が強いので勝っても調子に乗らない。
多くの方がFXで成功することが、私が発信する一番の目的です。機械になって淡々と繰り返せば、きっと上達するのがFXです。これからも一緒にがんばっていきましょう!
長きにわたる連載、お読みいただきまして、ありがとうございました。
3年でマイナス200万から「副業FXで月収30万ちょい」の人生イージーモードにした件
※この記事は、FX攻略.com2021年5月号(2021年3月19日発売)の記事を転載・再編集したものです。本文で書かれている相場情報は現在の相場とは異なりますのでご注意ください。
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スプレッド | FX取引における取引コスト。狭いほうが望ましい。 |
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約定力 | 狙った価格で注文が通りやすいかどうか。 |
スワップポイント | 高水準かどうか。高金利通貨の取り扱いの数。 |
取引単位 | 少額取引ができるかどうか。運用資金が少ないなら要チェック。 |
取引ツール | 提供されるPC・スマホ取引ツールの使いやすさ。MT4ができるかどうか。オリジナルの分析ツールの有無。 |
シストレ・自動売買 | 裁量取引とは別に自動売買のサービスがあるかどうか。 |
サポート体制 | サポート内容や対応可能時間の違いをチェック。 |
教育コンテンツ | 配信されるマーケット情報や投資家向けコンテンツの有無。 |
キャンペーン | 新規口座開設時や口座利用者向け各種キャンペーンの内容。 |