読者の皆さま、こんにちは! 連載第3回目は、トレーダーを目指して勉強をしている時期の家族関係について話していきたいと思います。
新たなことへのチャレンジ
恐らく、この雑誌をご覧いただいている多くの方は、現在の職業や過去の職歴で『投資』に関連するお仕事をされてきた方は少ないのではと思います。
そして、まったく別の業種で生きてきたり、投資とは無縁の人生から、FXというものを知り、トレーダーを目指そうと決心するに至るハードルは、結構高いのではないでしょうか。
趣味であれ、資格であれ、何か新たなことにチャレンジをするときに、自分一人の力だけでクリアするのは至難の業です。
どんなジャンルであっても、すでに自分の目標としていることを得ている先人に教えを乞うのが近道であるし、そして、目指している自分を応援してくれる人がいたら、より達成への道は加速します。
ひとつ屋根の下の家族
私が今回スポットを当てたい応援者とは、ひとつ屋根の下に一緒に生活をしている家族。
たとえば、私であれば夫、子どもたち二人と、犬2匹です。
この私の家族にだけは文句なしで応援をしてもらえなければ、どんなに頑張っても100%以上の力が発揮できません。
どんな些細なことでも、心のどこかで引っかかりがあった状態で仕事に臨むと、大失敗はないけれども、何かしっくりこないことがあります。
トレーダーとして勉強を始める際は、かなりの時間をチャートと共に過ごす必要があり、多くの新しい知識を詰め込むところから始まります。
トレードを始める前だったら、仕事から帰宅し、夕飯を食べて、テレビでも見てゆっくりするはずが、そこからトレードの勉強が始まるので正直しんどいです。
旦那さんや奥さんとの1日の団欒の時間に背を向けて勉強をしていかなければなりません。
子どもたちとお出かけをする週末もセミナーや勉強会に出るために、子どもには我慢を、そして、パートナーには負担をかけることになります。
ということは、日々負担をかけるひとつ屋根の下に住む家族には、自分がどういった理由でトレーダーになりたいのか、また、成就するにはどれぐらいの負担をかけることになるのかを、家族に理解してもらう必要があります。
応援のない状況
多くのトレード仲間を見てきて思うのが、家族に内緒で勉強をして、爆勝ちをしている人を見たことがないという事実。
家族に知られないようにコソコソ勉強をしたり、トレードをしたりしている人や、パートナーから反対されている人から出てくる言葉には、トレードネタを話していても、恨めしい感情がこもっています。
トレードで成功したいという気持ちはあるにも関わらず、どこかでこの恨めしい気持ちが交錯して、その感情が向かい風になり、勉強の進み具合やトレード成績に待ったをかけてしまいます。
家族が知らないだけならまだましですが、反対しているとなれば、その家の雰囲気は散々たるもの…。
夫婦不和で、子どもにも悪影響を及ぼし、家庭崩壊になりかねない状況に至ります。
効果的に説得する方法
こんな状況に陥らないためにも、最初に家族を説得しておくことが大切です。
もうすでに不協和音に陥っている方は、何とかここから挽回しましょう。
そもそも、皆さんはこう思ってないでしょうか?
「私、僕がトレードの勉強を頑張っているのは、家族のため! 家族の幸せのために頑張ってるんだから、ちょっとくらい負担や迷惑をかけても我慢して当たり前じゃないか?」
ここまではっきりと思ってなくても、少しは我慢をしてもらわないと…と、心のどこかで思っていたなら、それはイエローカードが出てしまいます。
こう思うのではなく、むしろ…「私、僕の勝手でトレードの勉強を始めたのだから、まずはこちらが家族の気持ち汲み取り、できるだけ応えなければならない。そのためにはまず何をしたらいいのだろうか?」
この気持ちがあれば、まずは家族とパートナーが優先されるので、自ずと家族の感情を満たしたうえで勉強に邁進できます。
ギブ&テイクではありませんが、常々この気持ちを忘れずに、そして、自分の夢に向かって爆進することをイメージしていきます。
ここでのポイントは、『言葉より行動』です。そして、皆さんが発するエネルギーです。
本当に思いやりをもって接してくれているのと、表面上だけ義務感からの思いやりとでは、すぐにばれてしまいます。ですので、気をつけてください。
次回は、この辺りをもう少し掘り下げ、私がやってきたことも振り返りながら、解説したいと思います。
ぜひ、この1カ月をこの気持ちで過ごしてみてください!
※この記事は、FX攻略.com2016年1月号を転載したものです
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取引単位 | 少額取引ができるかどうか。運用資金が少ないなら要チェック。 |
取引ツール | 提供されるPC・スマホ取引ツールの使いやすさ。MT4ができるかどうか。オリジナルの分析ツールの有無。 |
シストレ・自動売買 | 裁量取引とは別に自動売買のサービスがあるかどうか。 |
サポート体制 | サポート内容や対応可能時間の違いをチェック。 |
教育コンテンツ | 配信されるマーケット情報や投資家向けコンテンツの有無。 |
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