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FX力を鍛える有名人コラム

2015年は手法をいじりすぎてずいぶん遠回りしたことを反省[木里ゆう]

今年最後の更新ですね。1年間お付き合いいただき、まことにありがとうございました。来年もよろしくお願いいたします。

今年最後ということで、2015年のFXを振り返ってみます。今年は1000pips以上獲得できて、成績的には良かったのですが、立ち回りの面ではいくつか反省点もありました。

2015年は短期間で手法をいじりすぎたことを反省

夏前に、それまで絶好調だったインヴァスト証券のらくらくテクニカルを軸とした手法が使えなくなってしまったんだけど、そこからの立て直し策が今思うと変でした。知人トレーダーから聞いた有効っぽい手法、本で得た知識、らくテクの代替ツール探しなど、明らかに迷走してましたね。なんというか、FX相場という巨大な迷路で迷子になりかけていたというか。

私にとってのFXは、白い紙とペンを渡されて、「はい、これね。自由にやって」といわれているようなものです。ほぼ24時間トレードができるし、通貨ペアを選ぶ制約もないし、トレードのタイミングも完全に自由。もちろん株とちがって最初から売れます。こういうFXの自由さはメリットであると同時に、FXの難しさの一因でもあると感じています。

これが国内の個別株だったら、売買できる時間は決まっているし、どんな人だってとりあえず日経平均は見るはず。広くて自由なFXの世界は、自分で道を作っていかないと、どこにどう進めばいいのかぜんぜんわからなくなってしまいます。そして情報に振り回されていると、自分がこれまで歩いてきた道すら見えなくなってしまいそうです。

私のトレードノート

手法から手法へと渡り歩くのは一番無駄

付箋を貼りまくっていた今年のある時期の私のように、一定回数の検証を終える前に次々と他の手法を試してしまう行動は、「FXで利益を継続的に出していく」という目標に対し、最も遠回りなアプローチじゃないかと思っています。10回程度のトレードでは、その手法の有効性を見極めることなどできるはずがないです。つまり歩き始めることができません。

今年に耳にした有益情報一覧

実際に私が今年に耳にした、FXに関する有益そうだと思える情報を一部箇条書きにしてみました。一部なのにけっこうたくさんありますよね。

でもこれらすべてをルールに落とし込んで、ひとつひとつ30回の検証をするのはとても大変。というか、そんな時間も労力もありません。こんなことをしていたら、一生利益の出ない検証作業に従事することになりかねません。

今年の経験から私が心に決めたこと。それは「自分の思考と感触のみを頼りに手法を育成していく!」ことです。情報が入ってくるのをかまわないけど、自分が今やっているトレードに直接的にメリットやデメリットがないかぎり、知識にとどめておくだけで、実際のトレードに投入したりはしません。

そして手法の改良は、自分のアイデアを可能なときだけバックテストすることで行っていきたいです。今年四苦八苦したおかげもあって、来年以降のトレードの土台はできあがっているし、2016年は今年よりストレスなくトレードを楽しめるんじゃないかと期待しています。

今年1年、本当にありがとうございました♪

季節外れのメリークリスマス

というわけで、季節外れのメリークリスマス。今年1年、本当にありがとうございました。また2016年にお会いしましょう。

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