FXの本にもいろいろありまして…
ここ何年も、個人トレーダーさんのFX書籍は買ってないです。情報を入れすぎても迷いが出るからです。
ところがたまたま、友達と待ち合わせをした本屋で次のような本に出会いました。まずはトレードに慣れて勝ち方を身につけましょう、というニュアンスで、「利益確定+100pips、損切り−90pipsでリスクリワードを固定して、コイントスで表が出たら買い、裏なら売る」というやり方を紹介。
これを続ければ勝率が50%に近づいていくから、差額の+10pipsを積み上げていきましょう、と。でもこのやり方だと、損切りのほうが幅が狭いから勝率は50%より下回るはずです。さらにスプレッドも加味されていないから、実際はもっと不利になる。FX本も玉石混淆ですね。少し驚いてしまいました。
誰でもできて安全な手法でトレードのイメージを膨らませる
それなら私が、ということで、FXの本を一通り読んで勉強して、デモトレードで注文方法などを一通り覚えた人が、トレードを続けながら利益をコツコツあげていくイメージがつく手法を紹介します。誰でもできる簡単なやり方で、すでに何人かの方は実践されています。
通貨ペアはユーロ/円やポンド/円、ユーロ/米ドルなどボラティリティが大きいものが良いです。
17時になったらエントリーの準備をし、5〜17時の最高値に買い、最安値に売りの注文を逆指値で予約。ポジションを持ったら利益確定が+100pips、損切りが−50pipsでロスカットの注文をOCOで入れます。もちろんこの新規+利食いをIFO注文でまとめてセットしてもOK。
ポイントとして、買いか売り、どちらかのポジションを持ったら、もう片方は手動で消去です。
このやり方に慣れてきたら、利益確定や損切りの幅を変更したり、別の通貨ペアでトレードしてみるなどのアレンジも良いと思います。これを繰り返すことで、トレードの基本に慣れますし、このやり方なら大きなドローダウンにもなりにくいです。実際にこのやり方でFXってこうやって勝っていくんだな、というイメージを固められた方たちも出てきて、私としてもとても嬉しいです。
花粉将軍にガーゼの補強で対向する
というわけで、先週はポンド/円が利確できました。また3月30日から持ち越しているユーロ/米ドルについては、引き続き利益を追っていきます。
東北にもついに花粉がやってきました。私の花粉症はけっこうひどいのですが、医者にオススメされたマスクの下に折りたたんだガーゼを入れるやり方を試してみたところ、なかなか効果的。見た目は普通のマスクさんと同じだし、息苦しさもないです。花粉に苦しむ方はぜひ試してみてください。
「これからFXを始めよう」と思ったとき、意外と悩んでしまうのがFX会社、取引口座選びではないでしょうか? でも大丈夫。ご安心ください。先輩トレーダー達も最初は初心者。みんなが同じ悩みを通ってきているんです。
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取り上げているFX会社は、金融商品取引業の登録をしている国内FX業者です。口座開設は基本的に無料ですので、まずは気になったところで2〜3つ口座開設してみて、実際に比べてみてはいかがでしょうか。
\FX会社によって違うところをチェック/
スプレッド | FX取引における取引コスト。狭いほうが望ましい。 |
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約定力 | 狙った価格で注文が通りやすいかどうか。 |
スワップポイント | 高水準かどうか。高金利通貨の取り扱いの数。 |
取引単位 | 少額取引ができるかどうか。運用資金が少ないなら要チェック。 |
取引ツール | 提供されるPC・スマホ取引ツールの使いやすさ。MT4ができるかどうか。オリジナルの分析ツールの有無。 |
シストレ・自動売買 | 裁量取引とは別に自動売買のサービスがあるかどうか。 |
サポート体制 | サポート内容や対応可能時間の違いをチェック。 |
教育コンテンツ | 配信されるマーケット情報や投資家向けコンテンツの有無。 |
キャンペーン | 新規口座開設時や口座利用者向け各種キャンペーンの内容。 |