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FX力を鍛える有名人コラム

トレードの基盤となる思考回路を確立する[Mayuhime]

指標発表時のトレードで注意すべきこと

私はこれまで、ブログや雑誌、書籍などの活字メディアを通じて、FXを本気で勉強している人たちに情報提供をしてきました。活字は、いつでもどこでも読める、線を引いたり繰り返し読んで、個人のペースに合わせて学習できるなどのメリットがあります。しかし、どうしても伝えられる情報量に限りがあります。その足りない部分を補う意味で、これからはリアル講座や動画にも力を入れていこうと思っています。その一環で登壇させていただいた、本誌のセミナーに参加された方(Hさん)からいただいた質問です。

「先日のセミナーで、安定して勝てるようになるまで、指標発表時は取引しないほうが良いといわれてましたが、指標発表時は値が動くので、何もせずに見ているのはもったいないと感じます。指標発表時のトレードで、注意しなければならない点、勝率のいいパターンなどはありますか?」

2月の雇用統計後に、少しだけスキャルをしました。ただし、セミナーでお話したように、安定して勝てていない方は、指標発表時のトレードはオススメしません。その前提で注意点をお話すると…

  • ① 指標発表時にポジションを取るのではなく、指標発表後の動きを見てトレードする。
  • ② 抵抗のところで売買する。
  • ③ スキャルに徹する。

これらに注意してトレードすると、勝率が上がります。平時の相場で、スキャルが上手くできるようになったら、この3点を注意してトレードするのもアリだと思います。しかし、くれぐれもいいますが、抵抗がハッキリとわかっていないと悲惨な結果になります。自信がない方は、絶対に指標発表時のトレードは控えましょう。

抵抗の強弱の見わけ方

では、その抵抗とはどうやって判断するのか。抵抗の強弱の見わけ方は、スキャルもデイトレもスイングも同じです。図①の取り引き結果は、スキャルやデイトレをしています。そのうち、上2つのトレードは、抵抗の強弱を利用した典型的なパターンのトレードです。

まず、パッとチャートを見たときに、上に勢いよく伸びていくのを確認しました(画像②中央部分の急上昇)。

そこで私は、「やっぱり、まだまだ上なんだね」と、チャートが示してくれている結果を把握。そして、結果(まだまだ上)についていくのがMayuhime流。ついていくタイミングは、グングンと上がっている場面ではありません!レートが戻ってきたときです。ただし、跳ね返るポイントが、ローソク足から一番近いライン(移動平均線)なのか、その下のラインなのかはわかりません。ですので、ラインで入って、もし抜けたら即セーフティ・オーダー(SO)です。ということで、ローソク足が落ちてきたので、最初の太めのラインで買いエントリーしました(146.100円)。

しかし、このラインは残念ながら抜けてしまったので、即SO(145.835円)。その後、もっと跳ね返りそうな、つまり、上のラインよりも強い抵抗である、もう1本下のラインで再度買い直しました(145.845円)。その後、ローソク足は順調に上昇して利確できました。どのラインで跳ね返るかはわからないけれど、どちらのラインが強いかは判別可能です。

Mayuhimeの思考回路

Mayuhime流を勉強して、Mayuhimeの思考回路を理解している人なら、「ああ、なるほどね」というくらいわかりやすいパターンです。でも、Mayuhimeの思考回路に親しんでいない人、勉強してくれていてもまだ安定して勝てていない人だと、いろいろ疑問が噴出しているかもしれません。

なぜ、再度買い直すのにSOを入れたのか。上だと判断しているのに、なぜこのポイントで利確したのか。そもそも、直近でこんなに落ちているのに、なぜ「まだまだ上」と判断したのか……などなど。

このへんの疑問は、ある意味、枝葉末節で、木の幹となるのは、おおもとの思考回路です。木の幹さえしっかり身につければ、枝葉は自然とわかるようになってきます。ただ、この幹の部分は、感覚的な話も多くて、なかなか文章で伝えきれないものでもありました。

トレードの基盤となる思考回路を鍛えるために

そこでこの度、Mayuhime流の思考回路が学べる動画を制作しました。私がチャートを見るときに何を見ているのか、何を考えてトレードしているのかを、すべてお話ししています。たっぷり6本、全部で約90分のボリュームの動画が、無料で手に入ります。興味がある人は、Mayuhimeブログをチェクしてみてくださいね。木の幹、トレードの基盤となる思考回路がしっかりしてくれば、裁量トレードも、トラリピも、自動売買も飛躍的に利益率が上がりますよ!(月刊FX攻略.com 2013年5月号掲載)

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FX攻略.com編集部
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