Well Offerは、売りがかなり強いことをいいます。
また、Well bidは、買いがかなり強いことをいいます。
トレーダー同士で、相場状況について語るとき、頻繁に使われる言葉です。
本来、銀行には守秘義務がありますから、マーケットにある売りオーダーや買いオーダーがどこにあるかは噂としては漏れ聞こえることはあっても、本当のところはわかりません。
それが、相場が上がったところ、売りの抵抗がかなり強かった場合、これは実際に売りオーダーが結構ある、つまり、Well offerと認識されます。
一方、相場が下がったところ、買いの抵抗がかなり強かった場合、これは実際に買いオーダーが結構ある、つまり、Well bidと認識されます。
つまり、実際の相場の値動きを見て、上値の重さ、あるいは下値の堅さを確認してこそ出てくる言葉だといえます。
マーケットでは、オーダー状況を入手しようとしがちですが、たとえ入手できたとしても、それはマーケットのごく一部がもつオーダー状況に過ぎず、全体像を把握することは、不可能に近いことです。
それに比べて、値動きから自ら体感したあの水準はWell offer、この水準はWell bidという感触をつかむことのほうが、実際のオーダー状況に近いものが見えてくると考えています。
「これからFXを始めよう」と思ったとき、意外と悩んでしまうのがFX会社、取引口座選びではないでしょうか? でも大丈夫。ご安心ください。先輩トレーダー達も最初は初心者。みんなが同じ悩みを通ってきているんです。
10年以上にわたってFX月刊誌を出版してきた老舗FXメディア「FX攻略.com」編集部が、FX用語を知らない人でもわかるようにFX会社、取引口座のポイントを解説しました!
取り上げているFX会社は、金融商品取引業の登録をしている国内FX業者です。口座開設は基本的に無料ですので、まずは気になったところで2〜3つ口座開設してみて、実際に比べてみてはいかがでしょうか。
\FX会社によって違うところをチェック/
スプレッド | FX取引における取引コスト。狭いほうが望ましい。 |
---|---|
約定力 | 狙った価格で注文が通りやすいかどうか。 |
スワップポイント | 高水準かどうか。高金利通貨の取り扱いの数。 |
取引単位 | 少額取引ができるかどうか。運用資金が少ないなら要チェック。 |
取引ツール | 提供されるPC・スマホ取引ツールの使いやすさ。MT4ができるかどうか。オリジナルの分析ツールの有無。 |
シストレ・自動売買 | 裁量取引とは別に自動売買のサービスがあるかどうか。 |
サポート体制 | サポート内容や対応可能時間の違いをチェック。 |
教育コンテンツ | 配信されるマーケット情報や投資家向けコンテンツの有無。 |
キャンペーン | 新規口座開設時や口座利用者向け各種キャンペーンの内容。 |