アーリーバードは、早起き鳥のことをいいます。
欧米では、1日のスタートが社会全体でも早いですが、それに輪をかけて、トレーダーの仕事の開始はさらに早目です。
たとえば、ロンドン勢は、朝7時にトレーディングを始めるのがふつうです。
つまり、夏時間で言えば日本時間の午後3時、冬時間で言えば午後4時には取引が開始されます。
また、ロンドンほどではないにしても、ニューヨークもスタートは早く、遅くとも午前8時(夏時間で日本時間午後9時)にはマーケットがスタートします。
よく欧米人は、現地時間の午後5時には帰ってしまうといいますが、残業しない代わりに、こうして朝早く仕事を始めているのが実態で、決して怠けてはいません。
私のニューヨークの知り合いなど、現地時間午前4時にはオフィスに入るといっていたのにはさすがに驚きました。
ちなみに、彼は、「現地時間の午後3時には退社して、家族との時間をもつ」といっていました。
ということで、欧米市場は、イメージするよりも早く一日をスタートさせるのがふつうだということを、トレーディングをする上でも頭に入れておくことが大切です。
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