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FX力を鍛える有名人コラム

FX会社がセミナーを開催する意味[中里エリカ]

会場セミナーとオンラインセミナー

 FX会社が開催するセミナーには、いろいろな意味合いがある。新型コロナウイルスの感染拡大により、会場ではなくオンラインでの開催がメインとなったが、どちらの方法であれ、主催する会社にとっても開催することの意味合いは大きい。

 経験豊かな専門講師による参加者への情報提供は当然のこととして、口座開設されていない方にも自社の商品をよく知ってもらえること、セミナー終了後のアンケートなどでお客さまのニーズを把握でき、それをサービス向上に生かせることも重要だ。

 特に会場セミナーでは、会社の担当者が直接お客さまと対面できるため、操作方法が分からないといった相談やサービスへのリクエストなどをお受けする絶好の機会となる。お客さまも、日ごろFX会社のカスタマーサービスと電話やメールなどのオンライン上の接点はあっても、直接会って話せれば、会社の雰囲気もうかがい知ることができる。

 一方のオンラインセミナーは、インターネット回線があれば地域を問わずに開催できるので、現在のようなコロナ禍の中でもセミナーを提供できる。

FX会社セミナーの舞台裏

 セミナーの運営には、これまで100回以上関わってきた。当然ながら、事前の準備として講師と綿密に打ち合わせることとしている。初めてお願いする講師ならなおさらだ。講師は過去の職場の同僚や知り合いにお願いすることも多く、その場合には、どのような話になるかの想像もつくし、こちらからのリクエストも伝えやすい。お客さまが参加を申し込まれるときにあらかじめ質問を受け、お客さまのニーズに沿ったセミナー資料などを準備するようにも努めている。

 自分自身がインターバンク経験者だということもあり、講師の多くはインターバンクディーラー出身者だ。市場で何十年もディーリングに携わり、いろいろな局面を乗り越えて生き残ってきた方々で、かつ現在もご自身で取引されている方が多いので、経験に裏づけられた実践的な話ができる。

 当初、初歩的な質問をしていたお客さまがセミナーに何度も参加されるうちに、とても高度な質問をするようになる方もいらっしゃる。セミナー以外でもいろいろ勉強されていることが分かる。参加されるお客さまの投資経験はさまざまだと思うが、その豊富さの程度に応じて、経験豊かな講師が主催するFX会社と協力してタイムリーで内容が充実したセミナーを提供することで、そうしたお客さまとの接点を持てることに、運営側としても喜びを感じる。

 セミナーを開催するたびに、どうやったらもっとお客さまに喜んでいただけるセミナーにできるか苦心し悩むことも多いが、セミナーを通じて、お客さまに寄り添い、共に成長していきたいと強く思う。

※この記事は、FX攻略.com2021年4月号(2021年2月20日発売)の記事を転載・再編集したものです。本文で書かれている相場情報は現在の相場とは異なりますのでご注意ください。

※当コラムは執筆者の個人的見解に基づいて書かれたものであり、所属先の考えを反映するものではございません。

ABOUT ME
中里エリカ
なかざとえりか。セントラル短資FXカスタマー部広報担当。大学卒業後、カナダ系銀行やスイス系為替ブローカーで外国為替およびデリバティブのインターバンクでのディーリング業務に従事。勤務していた会社が子会社としてFX会社を設立したのをきっかけに、以来FX取引に携わっている。大手証券会社や外資系証券、外資系FX会社などを経て現職。 ・セントラル短資FXの詳細はこちらセントラル短資FX公式サイト
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