昨日のFOMCでは予定通りQE3が終了した。
この部分に関しては予定通り。声明文に関しては二つの見方にわかれた。
労働市場に関する部分は、労働資源の著しい活用不足という表現が労働資源の活用不足が徐々に解消しているという表現に改められた。
労働市場に関する判断は大幅に上方修正されこの部分に関してはタカ派的といえる。
広範な経済に十分な基調的な強さが存在していると指摘し、最近の経済指標でいくつか弱い数字が出ていること、株価の下落などにもかかわらず、経済の基本的な動きは拡大傾向が続いているということを確認した。
ここままでは総じてタカ派的なスタンスが目立ったが、かなりの期間FFレートを0〜0.25%の目標レンジを維持することは適切であるという表現は継続され、この分に関してはハト派的なスタンス維持した。
総じてタカ派的な声明文を受けて米長期金利は上昇しドルは上昇し、「米ドル/円」も109円台を回復した。
QEの終了にもかかわらず米国株の下落は限定的で、ドル高の流れは継続するものと思われる。
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