インヴァスト証券ディーリング部所属の間瀬と申します。今回はFX取引における基本の「き」ともいえることを2点、お伝えいたします。
利小損大になってしまう理由
皆さまは、日々のニュースなどを基に「相場は、今後こうなるだろう」と予想して新規の取引を行っていると思います。実はこの予想の当たり外れよりも、その後の決済の取引が重要であり、強い投資家はルールの下で決済を行います。
人間は利益確定を急ぐ反面、損切りは遅々と行えず、利小損大の取引をする傾向にあることが行動経済学の論文(※1) で指摘されています。実際にディーラーから見て上手に取引をされる投資家は、機械的に決済を行うことで人間の弱い部分をカバーしているように思えます。
また、ルールを設けていない投資家は、なかなか損切りができていない傾向があるようです。利益を細かく取るため勝率は比較的高いようですが、利小損大の結果、トータルでは損失が発生しているように思えます。
※1)Daniel, Kahneman and Amos Tversky (1979) “Prospect Theory: An Analysis of Decision under Risk”
適切な資金管理をすることが重要!

図①は今年8月23日のドル円チャートです。証拠金維持率に余裕がなかった投資家の方は、このときの下落でロスカットとなったのではないでしょうか。ロスカットは投資家保護の観点からは重要です。一方で、相場の一時的な調整局面では損失を確定させ、その後の収益機会を失うという側面もあります。今回の場合も、9月にはドル円=108円を超える円安局面も到来しました。
昨今はSNSなどを介する要人発言により相場が突発的に変動しますが、それを事前に予想することは困難です。意図せぬロスカットを避けるためにも、適切な資金管理は重要であり、収益機会を失うリスクも低減できるのではと考えます。
投資家の実像

図②は弊社を利用していただいている投資家の、今年8月の取引において実現損益がプラスである割合を表したものです。このときは、ルールにのっとり取引を行う自動売買取引に優位性が見られました。
自動売買取引は、過去の相場推移を基に機械的に取引を行います。人間の感情を除去できるため、取引の選択肢となり得るかもしれません。
今回お伝えした「ルールの順守」と「適切な資金管理」は、取引における鉄則です。今後の取引に生かしていただけると幸いです。
※この記事は、FX攻略.com2019年12月号の記事を転載・再編集したものです。本文で書かれている相場情報は現在の相場とは異なりますのでご注意ください。
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