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毎年恒例?夏にクラッシュはあるのか[井口喜雄]

トレイダーズ証券の井口喜雄による【Dealer’sEYE】をお届けします。

ドル円は105円をブレイク

ドル安が加速したことで為替にもやっと動きが出てきました。ドル円は心理的な節目として意識された105円をブレイクして一時104.95円まで下値を拡大させています。ドル安の背景には米中対立、米感染拡大、FRBの異次元金融緩和などがありますが、どれもすぐに改善できる材料ではないので今後もジリジリとドルが売られる展開が続きそうです。また、あしもとの値動きを見ると「リスクオフのドル買い」はあまりワークしておらず、「リスクオフの円買い」といういつものマーケットに戻りつつあるようです。

FOMCで大きくドルが買われるイメージはつきにくい

本日の27:00はFOMCが予定されており、内容次第では上下に振らされる展開となります。しかし、前回のFOMCから米コロナ感染者数が拡大していることを考えると、米経済の見通しはネガティブで、異次元金融緩和継続となり、大きくドルが買われるイメージはつきにくいです。ドル円は105円ミドルから106円にかけて上昇局面があれば戻りを狙いたいと考えます。

毎年恒例?夏のクラッシュはあるのか

例年この時期(夏)になると円高に振れやすいというアノマリーがあります。アノマリーの理由としてはバケーションシーズンで取引参加者の少ないということと、円高を嫌う日本の当局者がいないといったところですが、今年も軽視はできないかもしれません。

ドル円が4か月ぶりの安値を付け、個人投資家のドル円ロングが溜まってきたところを見ると嫌な予感がしてきました。マーケットには米中対立、コロナ、米大統領選といったヘビー級のリスク要因を抱えており、ヘッジファンドにとっても円買いの口実は十分です。さらに、異次元の金融緩和で実体経済との乖離がある株が突然崩れる可能性もあります。もちろん何事も起きなければいいのですが、クラッシュが起こるかもしれないと準備をしておくことは重要かもしれません。

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