ディーラーによる今週のドル円「111円超え!好調のマーケット!」[国府勇太]

こんにちは。国府勇太です。

さっそく先週のドル円の動きを振り返っていきましょう。
見るのは日足です

先週の一言「111円を超えて大きく上昇!」

先週を一言で表すと「111円を超えて大きく上昇!」です。

25日(月)に110.64円でスタートしたドル円。
週明けからしっかりと上昇して、終値で111円を超えました。

しかし翌日26日(火)には反落し、110.421円まで下げました。

続く27日(水)には再び反発。111円ちょうど近辺まで上昇。
そして、28日(木)にしっかりと111円を超えるとその後はイケイケなムードでした。
その日のうちに111.491円まで上昇し、週末には高値で112.075円と112円超え。
週末クローズも高値圏の111.94円でした。

グイグイと上昇した1週間でした。

大きな原因は、アメリカと中国の通商交渉です。
(通商交渉はわかりやすくいえば「貿易の交渉(Trade Negotiations)」のことです)

現在この通商交渉が最終段階に入っています。
この交渉により、アメリカが昨年から課している中国に対する関税の大半が撤回される可能性が高いという関係者の話も出ており、マーケットはリスクオンモード。

為替はもちろん、株式相場もしっかり上昇しています。

ドル円、今週の見通し

EMA(指数平滑移動平均線)をプロットしてみましょう。
EMA(イー・エム・エー)とは、移動平均線(MA)の一種です。
単純な移動平均(SMA)が過去の価格をすべて足して単純に割ったものに対し、EMAは直近の価格を重視して計算を行っています。
これにより、価格の反応に「より順応できる」というメリットがあります。

今回のような、上昇しはじめた相場でいち早く相場の動向をチェックするのに適しています。

パラメータ(設定値)は25、75、105です。

短期線(白)はしっかり上昇。

そして、注目は中期線(赤)と長期戦(黄色)です。
この2つの線がクロスしようとしています。
中期線が長期戦を上回ろうとしているので「ゴールデンクロス」。
このクロスが完成すれば、本格的な上昇トレンドの強いサインです。

サイドは引き続きロング(買い)推奨です。

・流れにしっかり乗りたい方は、短期線をサポートとしてしっかり買い。

・より慎重にトレードしたい方は、中期線(赤)の近くまで反落を待って押し目買い(チャンスは少ないですが、押し目をつけて反発しはじめるタイミングを狙いましょう。)。

では、今週もリスク管理に気をつけてがんばりましょう。

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国府勇太(こくぶ・ゆうた)

慶應義塾大学卒。大学院時代にFXを知りその魅力に取りつかれ、より深く知りたいとの思いからヤフーグループのYJFX!に入社。ディーリング部にて主要通貨のディールを担当。その後会社を退職し、独立。「マネーライフの課題解決」がモットーで、わかりやすい解説に定評がある。日本テクニカルアナリスト協会認定テクニカルアナリスト。