NYダウが最高値更新もナスダックは3日続落
今、すべての市場の強気の元になっている米国株式、ここに下値調整が入るかもという懸念があり、要注意です。米国株式が調整に入れば、為替も米国債も皆調整入りしてしまいます。
NYダウは16日は反発し、終値は前日比24.38ドル高の21384.28ドルと過去最高値を更新。
一方でFAANG(フェイスブック、アマゾン、アップル、ネットブリックス、グーグル)等のハイテク株比率の高いナスダックは3日続落。ナスダック指数からNYダウへのポートの組み換えはあるものの、NYダウは、時間的にここから大きく上放れ出来ないと、一旦の下押しになりそうです。
米国10年債利回りは下押しして2.15%へ
2日の5月米雇用統計後、2.10%台まで低下した米10年債利回りの動向。一時2.22%台まで回復するも、再度2.13%へ下押しし戻して2.15%。
米国金利の指標銘柄というより、リスクを前にして基軸国通貨ドルの、一番流動性の高い商品として質への逃避用のコモディティ商品のような扱いになっています。それだけ市場・投資家はリスク資産の縮小をしています。
大きく動き出すか、上下に振れるだけか
各市場の大きな変化日を今週、特に6月21日に控え、米10年債利回りの動向と、NYダウの動向に要注意です。
各市場は大きく放れるか、もしくはただ上下に大きく振れるだけの可能性もあり放れと騙されないように要注意です。
テクニカルのポイント
足元でのもみ合い相場の中、上値の「115.50」、下値の「108.12」 どちらかを抜けていく場合、相場はそちらへ放れます。それまでは中間波動の継続と想定します。
今週の注目すべき事は、変化日の週の中、足元の中間波動=もみ合い相場をどちらかに放れるのかを見極める事です。
上値の場合は、相場の中心値「115.50」の回復がなるのか、この111.50を回復維持出来れば、上値を試す展開になります。
下値の場合は、4月17日安値「108.12」を下抜けるか、この108.12を下抜けてしまう場合、昨年11月9日の101.18、昨年8月26日の100.05までを意識すべき下値を試す展開になります。
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