はい、どうも、お疲れ様でございます。FXのお勉強の時間がやってまいりました。4月になってだいぶ暖かくなってきましたがいかがお過ごしでしょうか。女性の服装もどんどんこれから薄着になっていって、8月ぐらいには裸になるんじゃないかという淡い期待を抱きながら今日も頑張って勉強していきましょう(笑)。
フィボナッチ・リトレースメントの使い方
今回はフィボナッチ(フィボナッチ・リトレースメント)についてです。フィボナッチっていうのは人の名前なんですね。フィボナッチ数列っていうのを考えた人の名前なんですけど、簡単に言うと、ひとつ前ともうひとつ前を加えた数字の数列を言います。1、2だったら次は3。次は2と3で5。そういうのは別に気にしなくていいんですけど、それを使ったトレードの仕方や相場の分析方法があるんですね。MT4などの中にあるフィボナッチを使って相場の状況を把握していきます。
フィボナッチの使い方は環境認識というのもあるんですけど、どういうところで押し目・戻りの買いや売りが入りやすいのかや、トレンドの中で決済ポイントを探るのに非常に便利なツールになっています。
フィボナッチを使えば相場を説明できるっていう後付けの使い方ではなくて、フィボナッチを使っている大口や投資機関など、つまり今チャートを作っている人たちがフィボナッチを目安に決済を入れるので反転反発が見られますよという代物になっています。決してフィボナッチを使えば全ての相場を説明できるものというわけではありません。トレーダーが色々なツールや機械、今の時代だったらAIなどを基準に決済、エントリーしたり利確したり、ロウソク足の反転反発が見られますよというものになります。
フィボナッチの引き方
それではフィボナッチを使って説明していきたいと思います。
ここ(図A参照)が例えば、一つのトレンドだったとして、僕は109.557(図A参照)をスタート地点として引いちゃいますね。こうした場合に、109.557から110.965まで上がって、落ちてきて0.236(23.6%)、0.382(38.2%)となっています。
フィボナッチ数列でいうと次に0.5(50%)、0.618(61.8%)となっていきます。0.5(50%)というのは、フィボナッチを引いた支点から直近最高値までの50%という意味で、補足的に入れられています。「ひとつ前ともうひとつ前を加えた数字の数列」となるフィボナッチ数列の説明をもう少し詳しく言うと0.236の次に0.382、この2つを足したものが次の数字になるので、0.236+0.382=0.618となり、0.618と0.382を足すと1(100%)になります。
話がそれましたがチャート上の説明に戻ります。次の図(図B参照)のように109.557から110.965まで上がって、落ちてきて0.236(23.6%)で一旦反発、0.382(38.2%)で上がってきています。
そして、110.965の高値を抜けずに下がってきて、110.261の0.5(50%)を下にぶち抜いて、0.618(61.8%)で上に反転。MAがある箇所で戻されています。
フィボナッチでトレンドの強弱を見抜く
トレンドを見るときの判断基準なんですけど、強いトレンドの場合は比較的早い0.236(23.6%)で買いが入って高値を更新していきます。その次に強いトレンドっていうのは、0.382(38.2%)で落ちてきても買いが入ってどんどん高値を更新する。そして安値に行けば行くほどトレンド自体が弱くなるということになります。
まとめると、強いトレンドは早い段階で買いが入る。下降トレンドだったらその逆で売りが早い段階で入るということですね。
フィボナッチの使い方としては、じゃ あどこで反応するのかというと、強いトレンドであればこのあたり(図C①参照)で反応して上がっていくし、一般的なトレンドという定義が不明瞭ですけど、0.382(38.2%)ぐらいのところが多いのかなという印象です。
大きな動きもなく0.382(38.2%)をぶち抜いて下がった場合は次の目安となるライン0.618(61.8%)で反転反発しやすいです。僕の場合、押し目で入るときはこのあたり(図C②参照)で入るのではなくて、0.236(23.6%)、ここをぶち抜いて下がってきたら多少なりとも0.382(38.2%)で反応するだろうと。チャートを見たときに0.236(23.6%)、0.382(38.2%)も下にぶち抜いていたら半値戻しと言われる0.5(50%)で反応するだろうっていうエントリーポイントの探り方をします。
それでも高値更新しなくて下に抜けていけば、最初のこのあたり(図C③参照)「ゼンモ」と呼ばれる全戻しまで戻ってくるだろうという予測を立てられる。そういう予測を立てたり、環境認識をするために便利なのがフィボナッチなんですね。なんで便利かというとこれを使って決済の目安が立てられるからです。
トレードっていうものは決済の目安を探すことが大事なんですね。じゃあ、何をもって決済の目安とするか。例えば機関投資家だろうがヘッジファンドだろうが大口の投資家だろうが、ずっとポジションを持ったままではないし、ずっと持たないままでもないでしょう。じゃあ、どこでエントリーするのかとなったときに、こういうフィボナッチなどが使われていて、それに合わせて大きなお金が動くので、こういうところでチャートが反転反発して動いているということになります。
たとえば、先程の話でいうと0.236を抜けてきたら「大口は0.382で買うつもりだな!」みたいな予測というかエントリーポイントの構え方ができるわけです。このチャート(図C参照)で言えば、110.965まで上がって、そして落ちてきて0.236を抜けて上がってきたものが高値を抜けていない、そして落ちてきたら次は0.382に注目する、という流れになります。このような感じでチャートのトレンドのできているところで線を引いてみてください。
ちなみに、ラインを引くときに僕はヒゲ先では引かずにヒゲ元で引いています。大きなトレンド(図D参照)で見ると0.236で跳ね返って、高値更新失敗して下落、0.382で反発してMAまで戻されている。
少しフィボナッチを調整して今度はここ(図E)を「小さなトレンド」とした場合、僕の場合はこのあたり(図E①)から始めたいですね。0.236で跳ね返って高値更新失敗、0.382付近から高値を更新、次のトレンドが発生しているという感じになっています。
大口の望んでいる流れに乗るのが吉
大事なのは、この混沌とした世界が、お金の暴力を振りかざした連中が、何を目安に決済を入れているのかを探ること。それが我々弱小トレーダーのやるべきことですね。結局その大口の人たちの望んでいる流れに乗るほうが利益の恩恵を受けやすいわけです。だから、どういう基準で、どういう目安で彼らがトレードしているのかを知る必要があるわけだ。
一番必要な知識ってそれなんですよね。「ここで決済入れるだろう」「ここで入れないだろう」っていう。「ここで決済を入れるだろう」というところで、同じようにエントリーする。大きな流れがそこで発生するわけだから、そこで利益をちょっと分けていただくというのが良いトレードだと思います。それを見極める道具がチャネルラインだろうが、フィボナッチだろうが、RSIだろうがなんだっていいんですよ。お金を動かしてる側の人たちが使っているものならばそれでいいんです。
あまり奇抜なわけのわからないインジケーターとかじゃなくてね(笑)、非常にシンプルなトレンドラインだったり、チャネルだったり、フィボナッチなどの一般的なもので相場は把握しやすくなるので、ぜひいろんなチャートで試してください。
今回参考にしたチャートはドル円ですけど、ポンド円とかはトレンドが発生しやすいので、いろんなところに引いてみて、ここは0.236で押しが入ってるぞとか、0.382だなとか、どっちもぶち抜いてきたら半値戻しと言われる0.5までくるのかなとか、そういうのがチャート上で見て取れると思います。
たくさんフィボナッチを引いてみて、これを使ってトレーダーが決済の目安を探しているのだということを確認していただければと思いながら今回はここまでにします。お疲れ様でございます。
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