FXで利益が上げられないのは基本的な知識や技術不足が原因
Mayuhimeブログで長年みなさんの相談に乗っているとわかるのですが、FXについての相談で、そんなに珍しい悩みはないし、原因や解決策も、いくつかのパターンに絞られます。初心者の人にありがちな、そもそも「利益があげられない」状態。たとえば、いつも負けているのだけれど、たまには勝つ。でも、なぜ負けているのか、なぜ勝っているのかはわからない。しかし、証拠金は確実に減っていっている。
こういう状態は、FXに関する基本的な知識不足や、トレードの技術（練習）不足が原因です。私の本や、ブログで紹介している無料レポートを読んで、まずは基本をしっかり勉強してください。
利益が残らないのは、相場で何が起こっているのか把握できていないから
「利益が残らない」状態は、FXの悩みのレベルとしては次の段階。基本的な知識や、ある程度のトレード経験もあるけれど、証拠金は増えたり減ったり、もしくは徐々に減っていく。この状態にある人がよく陥っているのが、一定期間は利益を出しているのにも関わらず、一度の大負けで利益を吹き飛ばしてしまう、いわゆる「コツ、コツ、ドカーン」です。
これはセーフティ・オーダー（損切り）が入れられない（できない）という心理的な問題と、そのとき、相場で何が起こっていたのか。チャートはどうなっていたのかがわかっていないという、技術的（テクニカル分析的）な問題の両方があります。
まず、「コツ、コツ」と利益が出せているとき、相場はトレンドが発生しているので、トレンド方向（買いなら買い、売りなら売り）にエントリーしていれば、何度も勝てるので、証拠金も増えていきます。ところが、「ドカーン」がくるわけです。このとき、相場で何が起きているかというと、それまでと逆方向にトレンドが変わっています。なのに、今までと同じ方向でエントリーして、ポジションをもっていて、セーフティ・オーダーが入れられなくて（損切りができなくて）、今までの利益を吹き飛ばしてしまう。もしくは、今までと同じ方向にエントリーして負け続けて、利益を減らしてしまう、というわけです。
メンタル的には、それまで連勝していて、今回も大丈夫と過信するのでしょう。その過信を生み出す原因のひとつは、チャートがきちんと見れていない、相場で何が起こっているかが把握できていないという、技術的な部分にあるのです。
「過信は禁物、相場を注意深く観察する」
ですので、解決策としては、連勝が続いたら過信せず、逆に用心する。そして、連勝が続いたときこそ、相場で何が起こっているのかを注意深く観察する。この２点を意識しておくといいでしょう。
自分がやるか、やらないかを決めるだけ
そして、私のこのアドバイスを聞いて「できないかも」と思った方は、耳が痛いかもしれませんが、ここから先を逃げずに読んでください。
先日、ある方が仕事について相談にこられました。仕事の内容は簡単なもので、パートで１日３～４時間だそうですが「できるかどうか不安」だと。ふつうは、「あなたならできるよ！」と勇気づけてあげるのでしょう。ですが私は、「仕事の内容は誰にでもできる簡単な内容よね？」とたずねたら、「うん」というので、「じゃあ、あなたにはできないと思うよ。たぶん、あなたは、何にもできないと思うよ」といいました。
彼女はポカンとした顔をしていたので、「だって、あなた自身にやる気がないんだもん」「あなた自身が、誰でもできると思っている簡単な仕事が、できるかどうか心配ということは、あなたはやる気がないだけ。『やるか』『やらないか』だけの問題で、やる気がないから『やりたくない』『やらない』と、心のどこかで決めているだけだから」といいました。
簡単なことでも難しいことでも、「できるかなあ」と人に相談してくる人は、残念ながらできません。だって、やるのは自分だし、それを決めるのも人ではなく、あなただから。人にできるかどうか聞くなんて意味がない！ 自分が「やるか」「やらないか」を決める。ただそれだけの問題です。
成功できない人は、いつも何かのせい、誰かのせいにして「やらない」ほうを選択しているだけ。こうアドバイスして、帰ってもらいました。
本当の優しさとは？
「なんて冷たい人だ……」と思いますか？
いえいえ、本当にその人のことを思うのなら、甘ったれた逃げ根性を治してあげるのが、本当の優しさだと私は思っています。本当の冷たい人は、自分が嫌われないように、適当に相手の喜ぶ言葉をかけて、陰で「あれじゃあダメよねぇ」と思っている人たちです。
あなたは、どちらのタイプの人ですか？
そして、どちらの対応を求めますか？
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Mayuhimeさんの著書紹介
プロの投資助言アドバイザーとしても活躍する筆者の代表作。「スキャルピング」で短時間でコツコツ稼ぐ投資法を教えてくれます。移動平均線に着目し、損切りの大切さを説いています。
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| サポート体制 | サポート内容や対応可能時間の違いをチェック。 |
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