井口喜雄

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    2018年3月18日
    現役為替ディーラーが何でも答えます!「みんなのQ&A」第4回[井口喜雄]
    疑問をぶつける相手はいないし、調べてもよく分からない…。そんな悩みがあったら、この企画にお任せください。トレイダーズ証券の井口さんが、あなたの質問を解決します! ■「みんなのQ&A」質問リスト ・Q1. 経済指標の線引き ・Q2. ニュースとの付き合い方 ・Q3. プロトレーダーの取引環境 ・Q4. スマホやタブレットでも勝てる? ・Q5. コツコツドカンの克服方法 ・Q6. 相場を一瞬のうちに大きく動かしているのは誰? Q7. FXでお勧めの情報源(ニュースサイトやTwitterなど) Q7. お勧めの情報源(ニュースサイトやTwitterなど)を教えてください (千葉県/40代/男性) A. FX会社が提供している為替情報やTwitterはお勧めです 専門の情報端末と比べても遜色なし 普段、我々ディーラーはロイターやブルームバーグといった専門の情報端末を利用して情報を得ています。最近では個人トレーダーの方でもロイターやブルームバーグを情報源としている方は多いようですが、契約は高額で月に数十万円はかかりますので敷居は高いかもしれません。 そこで、お勧めしたいのはFX会社が提供…
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    2018年3月14日
    日米政治リスクを警戒[井口喜雄]
    トレイダーズ証券の井口喜雄による【Dealer’sEYE】をお届けします。 ドル円は方向感の定まらない展開です。昨日はショートカバーが散見して戻りを試す展開となり、107円台をつけましたが、NY時間にトランプ米大統領が、ティラーソン国務長官を更迭したことで勢いを失い、106円ミドルで方向感を失っています。来週にG20やFOMCを控えるなか、日米の政権から発信されるトピックスに振らされる展開が続きます。 日米政治リスクに警戒 盤石だった安倍政権ですがここにきて雲行きが怪しくなってきました。 森友問題については材料視しないとの声が多いですが、この話題が長引くことになれば、ボディーブローのように上値を重くする可能性はあると思います。さらに安倍政権崩壊を連想させる展開まで発展すれば政局を嫌う海外勢も敏感に反応してきます。 一方、トランプ政権も相変わらずの混乱が続いています。 昨日もティラーソン国務長官を更迭したことで先日のコーン氏に続き、またしてもトランプ政権から有能な人物が去る格好となっています。トランプ大統領は「理想のチームに近づいた」と発言しておりますが、結論としてトランプ政権の周りには…
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    2018年3月10日
    現役為替ディーラーが何でも答えます!「みんなのQ&A」第3回[井口喜雄]
    疑問をぶつける相手はいないし、調べてもよく分からない…。そんな悩みがあったら、この企画にお任せください。トレイダーズ証券の井口さんが、あなたの質問を解決します! ■「みんなのQ&A」質問リスト ・Q1. 経済指標の線引き ・Q2. ニュースとの付き合い方 ・Q3. プロトレーダーの取引環境 ・Q4. スマホやタブレットでも勝てる? Q5. コツコツドカンの克服方法 Q5. なかなか利益が上がらず、いつもコツコツドカンでやられてしまいます。どうすれば克服できますか? (広島県/50代/女性) A. 得意のパターンを作ることで、自然と克服できます 「損はしたくない!」が人間の本能 これまで数多くのトレーダーの取引を見てきましたが、やはり多くの方がこのコツコツドカンでやられてしまいます。読者の中にも同じ悩みを抱える方が大勢いるのではないでしょうか。 さて、非常に厄介なコツコツドカンですが、この心理状態は研究されていて、プロスペクト理論というもので結果が出ています。いきなりプロスペクト理論といわれてもよく分からないと思いますが、簡単に説明すると以下のようなものです。多くの投資家は100…
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    2018年3月7日
    嫌な予感がする日銀決定会合[井口喜雄]
    トレイダーズ証券の井口喜雄による【Dealer’sEYE】をお届けします。 ドル円は北朝鮮を巡る地政学リスク後退から一時106円ミドルまで回復しました。しかし、本日早朝にはゲーリーコーンNEC委員長辞任との報道から反落するなど荒い値動きとなっています。北朝鮮を巡る地政学リスク後退については良いニュースではありますが、具体的な方向は見えておらず、現在マーケットのテーマである米通商政策や米保護主義によるリスクオフムードを緩和するには材料不足です。また、週末にかけてECBや日銀による金融政策決定会合が予定されており、神経質な展開が続きますので戦略を練っていきましょう。 マーケットテーマは米通商政策 トランプ大統領は「貿易戦争は良いものであり、勝つのは簡単である」と述べるなど、保護主義的な動きを強めています。 トランプ大統領が打ち出した、鉄鋼やアルミへ関税を課して輸入を制限するとしたほか、トランプ政権の不可解な発言に各国が振り回されています。中国やEUからは米国の輸入に対して25%の関税を検討するといった報復報道が伝わるなど、マーケットは通貨安競争を背景に不透明な地合いです。また、トランプ政権…
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    2018年3月3日
    現役為替ディーラーが何でも答えます!「みんなのQ&A」第2回[井口喜雄]
    疑問をぶつける相手はいないし、調べてもよく分からない…。そんな悩みがあったら、この企画にお任せください。トレイダーズ証券の井口さんが、あなたの質問を解決します! Q1〜2.の回答は第1回の記事をご覧ください。 Q3. プロトレーダーの取引環境 Q3. プロのトレーダーはどのようなスペックのPCやモニターを、何台使っていますか?(埼玉県/40代/男性) A. 6〜10枚前後のモニターでマーケットを監視しています ディーラー1人がPC3〜5台を使用 詳しいスペックについては社外秘になるのでお答えすることはできませんが、購入時期のハイスペックPCを利用しています。モニターについてはPC1台につき、大体2枚のモニターを使うことが多いです。モニター数は6枚から多い人で10枚前後利用してマーケットを監視していますので、ディーラー1人に対してPC3〜5台を使用していることになります。 それぞれのモニターでどのような情報を見ているかはディーラーによって異なりますが、私の場合は、「ニュースヘッドライン」「経済指標」「主要株価」「債券利回り」「商品価格」を常に表示しており、情報関連で2、3枚のモニターを使…
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    2018年2月28日
    パウエル議長の議会証言に新鮮味はなし ドル円売り攻め第二ラウンド開始か[井口喜雄]
    トレイダーズ証券の井口喜雄による【Dealer’sEYE】をお届けします。 昨夜パウエル議長は下院金融委員会で初の議会証言に臨み、イエレン氏が就任以来標榜してきた緩やかな利上げ路線を継続する意欲を公言しました。内容に新鮮味はありませんでしたが、米経済の強さを再確認し継続的に利上げしていくと発言しました。また、ドルの伸び悩みの要因となったインフレ率も低調が一時的なものであったと強調したうえで、今後インフレ率は2%へ上昇すると発言しております。マーケットもややタカ派ととらえたようでドル円は一時的な上昇となりましたが、はたしてこのまま上昇していくでしょうか。週末に向けて欧州イベントも控えており、今一度戦略を練っていきましょう。 マーケットのテーマは米国の通商政策に回帰か パウエル議長の議会証言ですが、新鮮味はなくここからドル円上昇燃料となるには材料不足に感じました。逆に「米金利上昇→NYダウ下落→ドル円下落」という前回ドル円が急落したイメージの方が想像しやすいです。ドル売り攻めの第2ラウンドが開始する可能性も否定できません。 さらにマーケットのテーマは米金融政策から再度米通商政策や米財政赤字…
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    2018年2月21日
    ドル円売り攻め一回戦は終了 二回戦に備えよう[井口喜雄]
    トレイダーズ証券の井口喜雄による【Dealer’sEYE】をお届けします。 NYダウは堅調に推移しボラティリティの猛威も収まりつつあるなか、2月6日から始まったドル円の急落も止まりました。マーケットはやや落ち着きを取り戻しつつありますが、引き続きNYダウや米長期金利とドル円の相関性が崩れるなか、方向感が不安定な状況が続きそうです。また今夜はFOMC議事要旨、明日はECB定例理事会議事要旨が公表されるなどビッグイベントも続きますので週末に向けて今一度戦略を練っていきましょう。 ドル売り攻め一回戦は終了か NYダウや米長期金利とドル円の相関性が崩れるなか、マーケットのテーマは米通商政策や米財政赤字拡大にシフトしつつあります。そのためコアポジションはショートとなるのですが、短期的に見れば調整局面と言えるのではないでしょうか。 投機筋(短期勢)による売り仕掛けが一巡しているほか、NYダウも堅調な地合いが続いていることから足元はどこまで戻るのかが焦点となります。先週の金曜日に長いヒゲをつけたことでテクニカル的な転換が見られるなか、戻りは21日移動平均線の差し掛かる108.43円付近(緑線)がター…
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    2018年2月18日
    現役為替ディーラーが何でも答えます!「みんなのQ&A」第1回[井口喜雄]
    疑問をぶつける相手はいないし、調べてもよく分からない…。そんな悩みがあったら、この企画にお任せください。トレイダーズ証券の井口さんが、あなたの質問を解決します! Q1. 経済指標の線引き Q1.  経済指標はたくさんありますが、どれを気にすべきで、どれを気にしなくても良いか、その線引きを教えてください。(東京都/40代/男性) A. どれが気にすべき経済指標であるかは一概にはいえません。1980年代に日米で貿易摩擦が起こっていたころは、今ではあまり動かない「米貿易収支」が重要視されていた時代もありました。また、サブプライムローンで住宅ローンの不良債権化が叫ばれたときは「米住宅販売件数」で大きな値動きがありました。時にビックイベントの王様である「米雇用統計」よりも注目度が高くなることがあるのです。その時々によって重視すべき指標は変わり、その線引きも変わってしまうので、常にマーケットが注目している経済指標を考えなくてはなりません。 では今のマーケットで線引きをしてみるとどうでしょう。各国が通貨安戦争を続ける現状のマーケットでは、金利動向がキーになります。そのため金利動向を左右する上で影響の…
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    2018年2月14日
    ドル円は107円割れ!下値警戒レベル上げよう[井口喜雄]
    トレイダーズ証券の井口喜雄による【Dealer’sEYE】をお届けします。  世界的な株安を背景にしたリスク地合いから、ドル円は107円を割り込み下値を拡大しています。ドル円に弱気バイアスが漂うなか、引き続きNYダウ、米長期金利、VIX指数に注視しながらのトレードとなります。また本日は今週のメインイベントである米消費者物価指数が予定されております。戦略を練っておきましょう。 米長期金利上昇でドル円上昇……とは限らない 乱高下していたNYダウに関してFOMCメンバーからは「米経済は好調で混乱は一時的なもの」との声が聴かれます。ただし、急激に高まったボラティリティがすぐに収束するとは考えづらく、しばらくNYダウの不安定な動きには注視したいところです。NYダウが不安定でリスク局面のなか、本日は米消費者物価指数の発表が予定されており大注目です。 なぜ注目度が高いかと言えば、直近のNYダウ乱高下のトリガーが「米雇用統計ポジティブ→米長期金利上昇→株価暴落」という図式だったからです。そのため、米インフレの最重要指標である米消費者物価指数はこの「米長期金利上昇→株価暴落」シナリオを彷彿とさせます。も…
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    2018年2月7日
    ポジションをコントロールしてボラティリティから身を守ろう[井口喜雄]
    トレイダーズ証券の井口喜雄による【Dealer’sEYE】をお届けします。 世界的に株価が暴落したことでマーケットに緊張が走っています。株価暴落の要因は先週の米雇用統計がポジティブサプライズとなり、米長期金利上昇からの株価暴落です。昨日は自律反発もありましたが、不穏な空気が漂っており嫌な予感がします。今週は大きなイベントこそないものの、株価の乱高下から為替トレーダーもポジションを縮小してボラティリティから身を守るべきなのかもしれません。 ボラティリティから身を守ろう ドル円に関しては米10年債との相関が崩れるなど神経質な展開です。100円を中心として大きなレンジを形成する可能性もありますが、下方へブレイクした場合は新しい領域にはいりますので警戒すべきはダウンサイドとみています。繰り返しになりますが、ボラティリティは上昇しており、これまでのポジションサイズだと思わぬロスカットや想定外の損失をしてしまう可能性があります。ちょっと大げさですが、リーマンショックやチャイナショックを思い出してみてください。数分間に2円~3円の下落は過去何度もあります。私はディーラーになり多くのことを学びましたが…