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FX力を鍛える有名人コラム

ファンダメンタルズにまつわる用語を覚える上で気をつけること[月光為替]

長年に渡って使える知識を身につける

さて、今回から、所謂ファンダメンタルズにまつわる用語や、考え方などをお話ししていきたいと思います。

ですが、膨大なファンダメンタルズの海を、ただ重要な用語だけを並べ立てて解説するということは、私はしたくありません。 

何でもそうですが、物事には体系というものがあります。 

例えば、FXで現在重要視されているイベントといえば、雇用統計やFOMC、ECBや日銀政策決定会合などがあります。 

じゃあ、これらがどうなったら売りでどうなったら買い!という情報は、実は一見価値があるようですが何の価値もありません。

もしあなたが今年いっぱいだけ、FXの取引をするというのなら、それでも良いかもしれません。ですが、もしこれから長年にわたってFXに触れていくつもりですと、このような付け焼刃の知識は何の役にも立たないことになります。

なぜなら、時代によって、注目される指標だったり、注目される文言だったり、ワードだったりが異なるからです。

例えば今では、雇用統計が重要な指標であることはもう当たり前であり、金融緩和や国債買い入れ、マイナス金利といったワードに大きく為替相場は反応します。

ですが、今から20年以上前では、雇用統計よりも貿易収支が注目されていましたし、リーマンショックの時は、サブプライムローンというワードに大きく相場は反応しました。

そして、これからどんな指標が注目され、どんなワードが注目されていくのかは、誰にもわかりません。だからこそ、「何故その指標が注目されるのか」「世の中にはどのように金融用語がカテゴライズされているのか」を体系的に理解しなければ、結局いずれ相場についていけないということになるのです。

テクニカル、ファンダメンタルズ、どちらか一つで完璧ということはない

トレードは、特に個人投資家はとかくテクニカル分析に頼りがちです。逆に、機関投資家はファンダメンタルズ分析に重きを置きがちともいえます。

実のところ、このどちらも相場を動かす要因の一つでしかありません。つまり、どちらか一つで完璧ということはないのです。 

個人個人のトレーディングスタイルによって、重きをどの程度置くかというのは自由ですが、この仕事において、「知らない」というのは致命的な痛手となります。

「今日FOMCって知らなかったから…」
「今ドル円がすごく買いポジションに傾いているとは知らなかったから…」
「ここにレジスタンスラインがあるなんて知らなかったから…」

トレードでは、言い訳は通用しません。言い訳しても、負けは負け。全て自己責任になってしまいます。 

なので、どこまで自己防衛できるかがカギになってきます。

テクニカル分析派のあなたも、ファンダメンタルズ派のあなたも、両者をしっかりと勉強して、実際のトレーディングへの糧としていただければと思います。

ファンダメンタルズを覚えるには“つながり”が重要

では、次回では、ファンダメンタルズ分析をまず、どのような体系で考えていけば頭にすっきりと入りやすいかを覚えていきます。 

だいたいファンダメンタルズの本は、ある程度の経済知識を前提に、ところどころピックアップされたものを解説していくものがほとんどです。 

そうなると、なにがどこでつながっているのか、そして、なぜそれが重要なのかというところを理解できずにただ意味のない知識だけが積み重なってしまいます。

最近流行のポケモンで言えば、フリーザ、カビゴン、タマタマ、と覚えるのは統一性がなく労力ですが、ヒトカゲ、リザード、リザードンと覚えるのは簡単なはずです。

ファンダメンタルズの知識も、体系とともに覚えていけば怖くありません。
では次回は、その「体系」の部分から話を進めていきたいと思います。

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