通貨ペアごとの特徴を感じさせない立ち回り
『ストレスがないほうが同じルールのFX運用を継続しやすいはず』の記事で書いたように、ユーロ/米ドルの決め打ちOCO(ポジションを持った段階で利食いと損切りを固定して、以後放置するもの)の+170/−50(利食いが170pips、損切りが50pips)は、決済までにちょっと時間がかかる点がストレス。対して、ポンド/円の+120/−40はドローダウンが大きくなりがち。
この2つの問題点について、私なりにしている対策があります。まずユーロ/米ドルの敵は時間なので、ポジションに集中しないようにデモトレードを同時に行い、手法アレンジの検証をしたり、FX以外の趣味でどんどんいそがしくしたりしています。
ポンド/円は、ドローダウンが大きくなるぶん最終利益もしっかりとりやすいので、定石通りにロットを小さく調整して運用しています。ユーロ/米ドルが1万通貨なら、ポンド/円は1000通貨、みたいな。
負けたときのことを今から考えておく
つい最近、知りあいのトレーダー数人がFXから退場してしまったみたいです。ざっくりとしたところでは、資金を溶かしてしまったと。とても研究熱心なトレーダーさんだっただけに、私も背筋が伸びる思いです。
リスク管理が一番大事!…と、なにを見ても書かれてはいかますが、計画的かつ具体的に資金を管理できている人ばかりでもないと思います。私もアバウトにしか考えていませんでした。よって、
- 1年間でいくらマイナスを出したらいったん相場から離れるか
- FXのトータル損失がいくらになったら退場するか
を早速決めておきたいと思います。
人間どうしても見たくないものから目をそらしがちで、プラス方向への妄想ばかりします。しかも、いざ損失を出したとしても、その行動を止めてくれる人がいることは滅多にありません。
含み損を損失とも思わない人もいますが、私はもちろん含み損込みの損失で具体的な金額を決めます。
もうひとつのルールのこと
さて、東京時間の高値or安値で17時以降にエントリーするマイルールなんですが、注文を出すちょうど17時にグーンと値動きして高値や安値を更新していくことが多いです。そういう場合、注文が間に合わなかったときは、無理に飛び乗らずノーエントリーにするようにしています。
写真は4月11日(月)のもの。この日もポンド/円はノートレードでした。
ヘッドフォン女子の私は、新しいアイテムが欲しいのです。トレード頑張って買うぞ。
「これからFXを始めよう」と思ったとき、意外と悩んでしまうのがFX会社、取引口座選びではないでしょうか? でも大丈夫。ご安心ください。先輩トレーダー達も最初は初心者。みんなが同じ悩みを通ってきているんです。
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取り上げているFX会社は、金融商品取引業の登録をしている国内FX業者です。口座開設は基本的に無料ですので、まずは気になったところで2〜3つ口座開設してみて、実際に比べてみてはいかがでしょうか。
\FX会社によって違うところをチェック/
スプレッド | FX取引における取引コスト。狭いほうが望ましい。 |
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約定力 | 狙った価格で注文が通りやすいかどうか。 |
スワップポイント | 高水準かどうか。高金利通貨の取り扱いの数。 |
取引単位 | 少額取引ができるかどうか。運用資金が少ないなら要チェック。 |
取引ツール | 提供されるPC・スマホ取引ツールの使いやすさ。MT4ができるかどうか。オリジナルの分析ツールの有無。 |
シストレ・自動売買 | 裁量取引とは別に自動売買のサービスがあるかどうか。 |
サポート体制 | サポート内容や対応可能時間の違いをチェック。 |
教育コンテンツ | 配信されるマーケット情報や投資家向けコンテンツの有無。 |
キャンペーン | 新規口座開設時や口座利用者向け各種キャンペーンの内容。 |