それでは、今回から、各経済指標の解説に移っていきたいと思います。
といっても、膨大に経済指標はありますので、体系だって解説していきたいと思います。
FXをする上で、なぜ経済指標を理解しておく必要があるのか?
その前に、経済指標をなぜ理解しておく必要があるのかをおさらいしましょう。
前回までで金利動向の大切さについてお話してきましたが、その中でも最も重要な米国の金利動向を決めるのはFRBであり、FOMCであることを学んできました。
ですので、経済指標は、このFOMCでどのような議論になるかの予想をたてるために、日々チェックしていくものになります。
まずは、大本のFOMCの声明文、議事要旨を読み込み、一体どのような指標にFedは注目しているのかを自分でチェックします。
そして、それに関連する指標を重点的に追っていき、自分でFOMCの考え方に対して予想を立てていきましょう。
ですので、当たり前ですが、その時々の相場によって、一つの経済指標が為替相場にもたらす影響は、変化します。
全ての経済指標を追うのも良いのですが、まずはFOMCでの流れをまとめ、“今旬の”経済指標を重点的に追っていくとよいかと思われます。
“相場のテーマ“に沿った経済指標は要チェック!
また、金利動向以外にも、“相場のテーマ”に沿った経済指標は、ものすごく注目されたりもします。
例えばアベノミクスの時は、日銀の大規模金融緩和がものすごく相場で意識されました。いわゆる相場のテーマです。
ですので、アベノミクス初期は、経済指標の中でも、消費者物価指数や、貿易収支が非常に注目されました。
このように、その時々の相場のテーマによって、いつもより大きく注目される経済指標があるということも、覚えておいてください。
まとめ
まとめると、経済指標をFXのトレードで使っていく時は、
- 金利動向を決定する機関が注目している経済指標の動向
- 旬の相場のテーマで注目される経済指標の動向
これらに注目して、シナリオをたて、トレードに活かしていきましょう。
具体的な経済指標の話は、次回から始めていきたいと思います。
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