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FOMCの結果をふまえた年末年始の相場の見通し[山中康司]

主要な金融イベントが終わったことでだいぶ年末年始に向けての見通しも立てやすくなってきました。FOMCの前に、上院補欠選で共和党敗北、弱めのコアCPIと続きFOMCでは前回と同じく2018年の利上げ見通しが3回であったことから、材料出尽くしも手伝ってドル安円高となりました。

FOMCメンバーの入れ替えで注意すべき点

来年は議長を含めFOMCメンバーの大幅な入れ替わりがありますが、まず注意すべき点はFOMCメンバーはブレないという点です。これまでもエコノミストの意見が変わるたびに市場参加者はタカ派寄り、ハト派寄りにブレてきました。今回も直前には来年は4回だとの思惑もあったことからドル安を加速した面があります。経済状況の変化が無い限りFOMCメンバーが3回と言っていることを無理に変える必要は無いのです。金融政策につてはこれ以上でもこれ以下でもありません。

政治面で次のテーマは?

また税制改革法案に目途がついてきたことで、政治面で次のテーマとなるのは不均衡是正ではないかと考えています。トランプ大統領のアジア歴訪において日米首脳会談やその前の財界人との会合で具体的に対日赤字という言葉も出てきました。公約の中でも税制改革の次に米国企業にとって重要な案件でもあります。クリスマス休暇明け以降のホワイトハウスからの発言には注意したいものです。これはドル売り・円買い材料となりそうです。

ドルの動きに影響を与える材料

そして、ドルの動きに影響を与えるものとして、ブレグジットとポンド、ドイツ連立協議とユーロというテーマが欧州にはありますが、ブレグジットもフェーズ2へと着実に進みつつあり、ドイツ連立協議も既にCDU+SPDという大連立以外は世論が認めないという雰囲気となっています。どちらもポンド買い、ユーロ買いの材料とドル売りの材料となります。 

ドル売り、円買い、欧州通貨買いと全ての動きはドル安方向へと動きやすい材料ばかりです。年内12月20日頃から日柄的に円高に動きやすい時間帯となり、早ければクリスマス前にもドル安トレンドが確認できるのではないかというのが私の見通しです。

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