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FX特集

MT4入門編①|世界で最も利用されるMT4のきほん

MT4とは?

MT4がリリースされたのは、今より12年前の2005年。当時の家庭用ウィンドウズパソコンのOSは、ウィンドウズXPが主流でした。

この当時から現在まで、MT4はずっと個人投資家のチャート分析や自動売買のメイン環境として愛用されてきました。個人用ウィンドウズのOSがVista→7→8→10と移り変わってきたことを考えると、驚異的な息の長さです。

ただし、2005年のソフトウェアだけに、設計に若干の古くささを感じることは事実です。ですが、古い時代の低スペックマシンでも動くように設計されているため、現代のパソコンでは非常に軽快に動作するという面もあります。FX会社各社が提供しているほとんどのトレードソフトより、MT4はきびきび動くことでしょう。

FX攻略.comで連載している多くの筆者をはじめとして、間違いなく最も多くのプロトレーダーに支持されているFXプラットフォームはMT4です。そしてこの事実こそ、相場の世界で生き残り、利益を出すための根本が、普遍的であることを表しています。MT4の基本仕様は、12年前から変わっていないからです。

MT4を使いこなせれば、利益が約束されるわけではありません。ですが、MT4さえあれば、多くのプロトレーダーが到達している、相場の「根っこ」の部分にアクセスできます。

MT4が分かる14のキーワード

1.多くのプロが愛用

上のチャートは、スキャルピングの名人として有名な為替鬼さんの分析環境です。為替鬼さんに限らず、たくさんのプロトレーダーが、MT4でチャート分析を行っています。

【関連記事】
MT4入門編④|有名トレーダー6名のMT4分析環境を大公開

2.完全に無料で使える

MT4最大の魅力の一つ、それはやはり無料で使えることでしょう。これだけの多機能、操作性の総合的FX取引プラットフォームを、完全に無料で使えること自体が、FX業界の発展に大きく貢献してきたのは間違いありません。

3.ロシア製

MT4を開発したのは、ロシアのMetaQuotes Softwareです。そのため、若干ですが日本製ソフトウェアとは違う、クセのようなものを感じるかもしれません。

4.動作が軽い

MT4は2005年にリリースされたソフトウェアですので、基本的には当時のパソコンで動作するように設計されています。そのため、当時より高機能の現在のパソコンで動かすと、動作が非常に軽快に感じるでしょう。

5.土日でも分析

日本のFX会社の取引システムのほとんどは、土日にメンテナンスを行うため、チャート分析ができない時間があります。MT4は土日でも過去のレートを取得できるため、チャート分析が可能です。

6.低スプレッド

2017年現在、MT4を採用しているFX会社の中には、裁量系トレードシステムと遜色のない低スプレッドを提供しているところも増えています。そのため、MT4の裁量トレードも有効に。

7.高いカスタマイズ性

1枚のチャートに何種類でもインジケーターを表示できますし、複数のチャートを整然と並べることも簡単です。自分好みのFX環境を自由自在に構築できます。

8.スマホのMT4

iOSやAndroidで作動するMT4もリリースされています。カスタムインジケーターやEAは使えないものの、デフォルトのインジケーターを用いたチャート分析や裁量トレードなら問題なく行えます。

MT4のアプリをダウンロードするときは、ここで記載しているオフィシャルなアプリストア(App Store、Google play)を利用しましょう。

MetaTrader 4を App Store で – iTunes – Apple
MetaTrader 4 – Google Play の Android アプリ 

9.裁量トレードも可

自動売買のイメージが強いかもしれませんが、MT4は裁量トレードも得意です。操作は若干日本のFX会社と違いますが、何よりチャート上でそのまま売買できるため、環境がシンプルです。

10.自動売買の優れたプラットフォーム

MT4といえば、やはり自動売買のプラットフォームというイメージが強いはず。EA(自動売買プログラム)を用意すれば、すぐにでも自動売買を開始できます。

【EA(自動売買プログラム)関連記事】
 【EAつくーる】プログラミング不要!マウス操作でオリジナルのFX自動売買が作れる[岩渕恵輔] 

11.世界中にユーザー

欧州製のソフトウェアだけに、日本以外の各国にも愛用者がたくさんいます。そのため、英語が得意な方なら、海外のユーザーが考案したカスタムインジケーターを難なく入手できます。

12.MT5

2010年に後継のMT5がリリースされましたが、MT4との互換性に乏しかったことでユーザーに敬遠されたこともあり、2017年現在でもMT4の方が圧倒的に主流となっています。 

13.豊富なカスタムインジケーター

独自に開発されたインジケーターを自由に追加できるのも、MT4の大きな魅力です。

【カスタムインジケーターの関連記事】
【今までになかった!?絶妙なタイミングを教えてくれるインジケーター】fx-onベストセラー商品開発者にインタビュー[スキャトレふうた]

14.デザイン自由度が高い

MT4に表示されている多くの部分、背景、ローソク足の実体、直線や曲線などは、自由自在に色を変更可能です。MT4の基本的な操作方法は、初心者向けに画像付きで解説している「MT4入門編③|大きな画像で解説!MT4の基本操作を覚えよう」を読めば一通りマスターできます。

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