当企画は、投資家の眞壁憲治郎さんが募ったトレーダーの皆さんにFXで「わらしべ長者」を目指していただこうというもの。「労働者から資本家へ」をテーマに掲げ、参加者が知識と技量をしっかりと身につけながら、わずかな資金からでも大きく勝てるようになっていくことを目標としています。
第2回MKB杯とEAカフェの設立
眞壁 第1回から第4回まではトレード技術に関しての解説、第5回より実際の運用を基に話しています。同時にトレードバトルを開催しました。これは30万円以下の資金から3か月間の成績を競う企画です。ツイッターにて募集しており、どなたでも参加可能です。30万円から積み上げていくのも「労働者から資本家へ」がテーマとなっています。
・・・・・・・・・・
眞壁 トレードバトルは第2回が3月から始まり、約1か月が経過しているところですね。この記事を書いているのはまだ2月なので、どうなっているかは分かりませんが、きっと面白いことになっていると思います。MKB杯は2週間ごとのステージ制ですが、最初のステージが終わるころには実力の差が明白になります。今回、私は前回と趣向を変えて挑む予定なので、まずは1か月目がどうなるか楽しみです。それは前回2位だった金ツッパ侍さんも同様だと思いますが、心境や趣向の変化はありますか?
金ツッパ侍(以下、金侍) 僕は前回、自動売買(EA)での参戦でしたが、今回は裁量トレードで臨むことにしました! 裁量は3年ぶりなのでプラス収支になるかすら不明ですが、順位を気にせず楽しんでいきたいですね。久しぶりの裁量トレードが新しいEA作成のキッカケになればいいなと考えています。
眞壁 ありがとうございます。今回は国内FX会社での運用ということで、前回とは最大レバレッジの違いがありますね。これは参加者全員が同じ条件なので、どのように工夫するかが課題です。私は今回からEAを稼働させることにしました。バックテストではレバレッジ10倍で年利50%という代物ですが、ファンダメンタルズを加味しつつレバレッジ20倍の場合どうなるか。これをトレードバトルで実践しようと考えています。
金侍 僕はもともと、逆張りを主体としたスキャルパーだったので、基本はその戦略でいこうと思っています。それに加えて、EAで学んだ通貨ペアごとの特性やアノマリーの知識を生かしたいと思います。
眞壁 トレードバトルは実践の場として絶好の機会ですよね。同時に仲間との出会いも大事にしたいと思っています。私がEAに関心を持てたのも金ツッパ侍さんとの出会いからですし、GogoJungleさんご協力のもと、一緒にオンラインサロンの「ULTRA EA cafe」(EAカフェ)を立ち上げるに至りました。EAカフェでは導入から適切な運用方法を解説、さらにお勧めのEAがそのまま使えます。
金侍 僕もトレードバトルを通して裁量トレーダーとお会いする機会が増えました。その方々からEAに対して「興味はあるけれど、どこから手をつけていいか分からない」という声を多数聞きました。実際、自分が始めた当初も同じような悩みがあったことを思い出しました。僕の場合は四苦八苦しながらインターネットで調べ、何とか始めることができましたが、そういったことを教えてもらえる場があるなら便利だろうと考えました。
眞壁 まさにそうだと思います。EAカフェの理念はトレードバトルと同じです。一言でいえば「本物志向」ですね。私自身、相場に資金を投じている身なので、最強の仲間を作りたいと考えていました。トレードバトルは切磋琢磨できる場、EAカフェは利益を追求できる場を目指しています。ちなみにEAカフェでは月刊コラムを発行、私は「裁量取引から考えるEAトレード」をテーマにしています。金ツッパ侍さんはどのようなことを書いてくれるのでしょうか?
金侍 僕は裁量トレーダーからEAトレーダーに転向し、自作EAの開発・運用に至っているのですが、その経緯でいろいろな気づきや学びがありました。特にEA運用に関しては初心者が陥りやすいワナもあります。自分が得た学びや教訓を発信していくことで、EA初心者が飛び級でレベルアップできればと考えています。
眞壁 本当にありがたいです。EAに関して私は金ツッパ侍さんからしか学びません。それはトレードバトルという実力勝負の中で結果を出した人だからです。対談で意見交換ができて幸運でした。対談は今回でいったん終了となりますが、引き続きEAカフェの方で知見を学ばせていただきたいと思います。
金侍 MKB杯を通して眞壁さんと知り合いになり、「対談→共同でサロン運営」という流れになるとは考えてもいませんでした。一歩踏み出してみることは大事だとあらためて思いました。今後もツイッターやサロンにおいてさまざまな情報発信をしていこうと思っていますので、よろしくお願いします!
眞壁 金ツッパ侍さんとの対談は文書でのやりとりでしたが仕事やレスポンスの早さはピカイチで、本当にスムーズな進行でした。今後も一緒にやっていきましょう!
・・・・・・・・・・
眞壁 トレードバトルは2020年3月より第2回を開始しています。有名無名に関係なく実力勝負の場であり、みんなで切磋琢磨したいと思います。EAカフェの方は、EAの導入から設定の解説、お勧めのEAを作者同意のもと、使用可能となっています。これまでEAを使ったことのない人にも既にEAトレードを行っている人にも有益になればと努めています。どちらもこれから盛り上げていくので、ご興味のある方はぜひご参加ください。歓迎いたします。
※この記事は、FX攻略.com2020年5月号の記事を転載・再編集したものです。本文で書かれている相場情報は現在の相場とは異なりますのでご注意ください。
「これからFXを始めよう」と思ったとき、意外と悩んでしまうのがFX会社、取引口座選びではないでしょうか? でも大丈夫。ご安心ください。先輩トレーダー達も最初は初心者。みんなが同じ悩みを通ってきているんです。
10年以上にわたってFX月刊誌を出版してきた老舗FXメディア「FX攻略.com」編集部が、FX用語を知らない人でもわかるようにFX会社、取引口座のポイントを解説しました!
取り上げているFX会社は、金融商品取引業の登録をしている国内FX業者です。口座開設は基本的に無料ですので、まずは気になったところで2〜3つ口座開設してみて、実際に比べてみてはいかがでしょうか。
\FX会社によって違うところをチェック/
スプレッド | FX取引における取引コスト。狭いほうが望ましい。 |
---|---|
約定力 | 狙った価格で注文が通りやすいかどうか。 |
スワップポイント | 高水準かどうか。高金利通貨の取り扱いの数。 |
取引単位 | 少額取引ができるかどうか。運用資金が少ないなら要チェック。 |
取引ツール | 提供されるPC・スマホ取引ツールの使いやすさ。MT4ができるかどうか。オリジナルの分析ツールの有無。 |
シストレ・自動売買 | 裁量取引とは別に自動売買のサービスがあるかどうか。 |
サポート体制 | サポート内容や対応可能時間の違いをチェック。 |
教育コンテンツ | 配信されるマーケット情報や投資家向けコンテンツの有無。 |
キャンペーン | 新規口座開設時や口座利用者向け各種キャンペーンの内容。 |