FX攻略.com読者のみなさん、おひさしぶりです。兼業トレーダーの秋川匡人です。昨年夏に何回か書かせていただいて以来となります。
昨年から連続発注をメインとしたFX運用をしていますが、商品は外為オンラインのサイクル注文から、アイネット証券のループ・イフダンに変わりました。これはもう単純に手数料の違いです。今の時点でループ・イフダンは、もっとも取引コストが安い連続発注であり、なおかつスワップポイントも多いです。
そしてこの4月から、豪ドル/円のループ・イフダン、B80_80(新規と利食いが80銭間隔)の運用を始めました。いろいろあるなかから、なぜこの運用方針を選んだかを、ここでは解説していきます。
豪ドル/円を選んだ理由
現在アイネット証券のループ・イフダンでは、米ドル/円、ユーロ/円、ポンド/円、豪ドル/円を運用できますが、そのなかで一番証拠金が少ないのが豪ドル/円です。
さらにもっともスワップポイントが多いも豪ドル/円となります。またボラティリティも、米ドル/円よりは大きいです。
必要な資金が少なく、スワップポイントが期待でき、それなりに値動きする豪ドル/円がベターではないかという判断です。
なぜB80_80(80pips幅で新規建て、利食い)なのか
一般的に連続発注は、イフダン同士を仕掛ける幅が狭いほうが、より細かい値動きを利益に変えられるため、利益は大きくなると考えている人が多いように思います。ある時期まで自分もそう考えていました。
ですが、ポジション数を減らし、1回のトレードで狙う値幅を広くしたほうが、スプレッドとして支払うコストが少なくなり、結果的にたくさんポジションを持つより利益がたくさん出るんじゃないか、という仮説を今は持っています。根拠らしい根拠も一応はあります。
自分のブログで、毎週の収支報告を完全公開しています。今後どうなっていくか楽しみです。またループイフダンとトラリピ、iサイクル注文の比較も行っています。もしよかったらアクセスしてみてください。
ループイフダンなど連続発注を研究するメディア「TRADE12」
「これからFXを始めよう」と思ったとき、意外と悩んでしまうのがFX会社、取引口座選びではないでしょうか? でも大丈夫。ご安心ください。先輩トレーダー達も最初は初心者。みんなが同じ悩みを通ってきているんです。
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取り上げているFX会社は、金融商品取引業の登録をしている国内FX業者です。口座開設は基本的に無料ですので、まずは気になったところで2〜3つ口座開設してみて、実際に比べてみてはいかがでしょうか。
\FX会社によって違うところをチェック/
スプレッド | FX取引における取引コスト。狭いほうが望ましい。 |
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約定力 | 狙った価格で注文が通りやすいかどうか。 |
スワップポイント | 高水準かどうか。高金利通貨の取り扱いの数。 |
取引単位 | 少額取引ができるかどうか。運用資金が少ないなら要チェック。 |
取引ツール | 提供されるPC・スマホ取引ツールの使いやすさ。MT4ができるかどうか。オリジナルの分析ツールの有無。 |
シストレ・自動売買 | 裁量取引とは別に自動売買のサービスがあるかどうか。 |
サポート体制 | サポート内容や対応可能時間の違いをチェック。 |
教育コンテンツ | 配信されるマーケット情報や投資家向けコンテンツの有無。 |
キャンペーン | 新規口座開設時や口座利用者向け各種キャンペーンの内容。 |