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FX力を鍛える有名人コラム

引き続き相場の息吹に注目[雨夜恒一郎]

FX攻略.com ズバリ!今週の為替相場動向  2017年7月31日号

先週のドル円相場

先週のドル円相場は、米国株堅調を受けて円売り安心感が広がり一時112.20円まで回復。しかしFOMCが予想通り政策金利据え置きを決定し、声明が若干ながらハト派方向に修正されたことから110円台へ急反落。さらに米第2四半期GDPと雇用コスト指数が予想をやや下回ったことや、北朝鮮がミサイルを発射し日本周辺海域に着水したと報じられたことから、一時110.55円まで続落した。

FOMC声明を比較

前回6月と今回のFOMC声明を比較してみると(ロイターニュース)、確かに文言の修正が施されているものの、その差はほとんど気付かない程度であり、取り立ててハト派にシフトしたと騒ぎ立てるほどではない。

■前回:前年同月比でみると、インフレ率はこのところ低下し、食品やエネルギーの価格を除く指標も2%をやや下回っている。 

■今回:前年同月比でみると、全体のインフレ率と食品やエネルギーの価格を除く指標は低下し、2%を下回っている。

むしろ第5パラグラフを比べると、バランスシートの正常化計画の実施に着手すると見込んでいる時期は「今年中」から「比較的早期」と一歩前進している。「比較的早期」というのは市場では9月と受け止められており、FRB当局者もそれを否定していない。つまりこの部分は明らかにハト派的ではない。ならば市場はなぜこれほど敏感にドル売りで反応したのか。 

先週の当コラムでも述べたとおり、筆者は「相場の息吹」だと考えている。それほど弱い材料でもないのに大きく売りで反応してしまう……これも相場の息吹。つまりその方向(ドル売り)が相場の行きたい方向であったということである。9月バランスシート正常化開始・12月追加利上げのシナリオは織り込み済みで、もはやそれだけでは物足りない。市場はFOMC声明にもっと強いメッセージを期待していた可能性が高い。米第2四半期GDPは前期比年率+2.6%と予想の+2.7%とほとんど変わらなかったにもかかわらずドル円が大きく売られたのも同じ理屈である。

ドル円が上昇局面に戻るのは困難か

この考察が正しければ、ドル円が再び上昇局面に戻るのはかなり困難と考えざるを得ない。現在は米国株式市場が堅調であるため、リスクオンによる円売りがある程度ドル円を支えているが、もしその下支えを失えば(米国株式市場の上昇が止まれば)、いつ110円台を割り込んでいっても不思議はない。弱気局面入りも視野に入れ、慎重スタンスを継続するべきであろう。

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