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FX力を鍛える有名人コラム

米国債利回り上昇・ドル高の流れに転機?[雨夜恒一郎]

FX攻略.com ズバリ!今週の為替相場動向 2018年5月28日号

先週のドル円相場

先週のドル円相場は、前週からの流れを引き継ぎ、週初に111.40円と1月以来4か月ぶりの高値をつけたが、その後は利益確定の売りに押される展開に。トランプ大統領が米朝首脳会談延期の可能性を示したことから110円台を割り込み、実際会談の中止が伝わると、一時108.96円まで下落した。週足ベースでは、ドル円が3月に104円台で底を打って以降初めての陰線となった。

市場ではリスク回避ムードが広がる

米国10年債利回りも前週には一時3.12%と7年ぶりの高値を付けていたが、先週は3%台を割り込み2.92%まで大幅低下。原油相場も6月のOPEC総会で増産が決定されるとの見方が広がり急落した。原油高・米国債利回り上昇・ドル高という流れに冷や水をかけられた形だ。日米株式市場でも、NYダウ平均2万5千ドル、日経平均2万3千円という壁を突破し切れず反落。欧州でもイタリアやスペインで政局不透明感が浮上しており、市場ではリスク回避ムードがジワリと広がってきた。

市場がリスクオフモードにある局面で最も買われやすい通貨は円(とスイスフラン)だ。ただ国際基軸通貨であるドルもそれらに次ぐ安全資産として逃避先となるため、当初はドル高と円高の綱引きとなり、ドル円はあまり動かないことが多い。ドルの総合的な強さを示すドルインデックスを見ると、先週は94.29まで上昇し、昨年11月以来の高値をつけている。しかしリスク回避のレベルが高まるにつれて、次第にドルより円が選好されるようになり、最後には必ず円が独歩高となるというのが経験則だ。先週のドル円の下落は、リスク回避のギアが一段上がった可能性を示している。

投機筋が動かない理由とは?

さて、下のグラフは、シカゴ投機筋のポジションとドル円の推移を示したものだ。年初から3月までのドル下落局面で、投機筋はドル買い・円売りポジションを急速に縮小したことがわかる。しかしそのあと、ドル円が上昇に転じたにもかかわらず、投機筋はほとんどポジションを傾けていない。投機筋という人種は常に利益を求めて動き回っているもので、相場が動いているのに何もしていないことはめったにない。今回のように2か月にわたってスクエア(ポジションがない状態)というのは極めて珍しいことなのだ。これは一体何を意味するのか。

IMM通貨先物の取り組みとドル円 出所:QUICK

一般大衆が狼狽売りしているとき、投機筋は買い向かっている。逆に、一般大衆が熱狂しているとき、投機筋は怖がっている。おそらく投機筋は、原油高・米国債利回り上昇・ドル高という流れに疑問を感じているのではないか。相場において投機筋が常に正しいとは限らないが、投機筋のポジション増加を伴わずに相場がトレンドを形成したことは過去にほとんどない。今週も下値警戒を怠らず、売り目線で臨むべきと考える。

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