米国債利回りの低下は「ワケあり」で「一時的」!?
昨日(10日)発表された5月の米消費者物価指数(CPI)は「総合」で前年同月比5.0%の上昇と、市場の事前予想や前月の数値を上回る強い結果となった。
この結果だけを見ると、確かに足元の物価上昇を見て見ぬふりはできないようにも思える。しかし、その内容を精査すると中古車や航空運賃などコロナ禍で低迷した旅行関連の急速な伸びが主因であったことがわかってくる。そもそも昨年5月との比較であるから、そこにはベース効果によるかなりの歪みが生じていることもわかりきった事実である。
つまり、足元の物価上昇は「やはり一時的なもの」である可能性が高く、ここ数カ月分のデータに驚愕して慌てふためく必要もないと思われる。「だからこそ、昨日の米10年債利回りも1.4%台前半の水準まで一段と低下したのだ」と言いきれるかというと、そこは些か複雑な部分もあるのでヘタな思い込みと、その思い込みに基づくFX取引には慎重でありたい。
ドル円、ユーロドルの目先は?
ここもとの米国債利回りの低下は、どうやら米国債の「売り方」による買い戻しが主因となっている模様である。買い戻しが買い戻しを呼ぶ「踏み上げ」に近いとも言える。
少し振り返ると、一頃は——
/
記事のつづきでプロが注目している
目先のドル円レートをチェックしよう!!
\
※投資系ECメディア「GogoJungle」投資ナビ+へ移動します。
「これからFXを始めよう」と思ったとき、意外と悩んでしまうのがFX会社、取引口座選びではないでしょうか? でも大丈夫。ご安心ください。先輩トレーダー達も最初は初心者。みんなが同じ悩みを通ってきているんです。
10年以上にわたってFX月刊誌を出版してきた老舗FXメディア「FX攻略.com」編集部が、FX用語を知らない人でもわかるようにFX会社、取引口座のポイントを解説しました!
取り上げているFX会社は、金融商品取引業の登録をしている国内FX業者です。口座開設は基本的に無料ですので、まずは気になったところで2〜3つ口座開設してみて、実際に比べてみてはいかがでしょうか。
\FX会社によって違うところをチェック/
スプレッド | FX取引における取引コスト。狭いほうが望ましい。 |
---|---|
約定力 | 狙った価格で注文が通りやすいかどうか。 |
スワップポイント | 高水準かどうか。高金利通貨の取り扱いの数。 |
取引単位 | 少額取引ができるかどうか。運用資金が少ないなら要チェック。 |
取引ツール | 提供されるPC・スマホ取引ツールの使いやすさ。MT4ができるかどうか。オリジナルの分析ツールの有無。 |
シストレ・自動売買 | 裁量取引とは別に自動売買のサービスがあるかどうか。 |
サポート体制 | サポート内容や対応可能時間の違いをチェック。 |
教育コンテンツ | 配信されるマーケット情報や投資家向けコンテンツの有無。 |
キャンペーン | 新規口座開設時や口座利用者向け各種キャンペーンの内容。 |