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ドル円の上昇トレンドは本物?[井口喜雄]

トレイダーズ証券の井口喜雄による【Dealer’sEYE】をお届けします。

米ドル/円の100円付近には大口のオーダーがあるようで、直近では3回100円割れをトライしましたがことごとく失敗。100円攻略に苦戦するなか、本邦機関投資家の買い観測や、リッチモンド連銀のラッカー総裁が強めのタカ派発言を背景に102円の後半まで上値を更新しています。

米ドル/円上昇トレンドは本物?

テクニカル的に強固なレジスタンスとして機能していた75日移動平均線のさしかかる102.40円を明確に上抜けたことで、米ドル/円のレンジは一段上がったと考えていいと思います。

個人的なファンダメンタルの観点ではこの上昇はあまり腑に落ちていないのですが、ここから先は103円台にあるショートカバーを狙った展開が予想され、短期的には踏み上げ相場について行こうと思います。ただし、買いはあくまで短期的な話でバイアンドホールドするようなファンダメンタルではないように思います。

まず、複数の連銀総裁発言で米利上げ確率が高くなっていますが、12月の利上げを現時点で織り込むにはまだ早く、ここから先には大きな山がたくさん控えております。今後の米経済指標の結果をもう少し見極める必要がありそうです。また、日銀のテーパリング、欧州金融不安などのファンダメンタルを考えると中長期的なモメンタムはやはり円高にあると考えています。

今週の米経済指標

今週末に向けて注目される米経済指標は、本日発表されるISM非製造業景況指数(予想53)とADP雇用統計(予想16.3万人)、そして金曜日の米雇用統計となります。

ただし、先月の米雇用関連指標はFOMCによる9月利上げに対して重要データとみなされていた一方、今回は12月のFOMCまであと3回の米雇用統計を消化する必要があるため、注目度はいつもより低くなりそうです。極端に乖離した結果が出ない限り、影響は限定的になるのではないかと考えています。とはいえ、雇用関連の数字が良くなれば、米ドル/円は足元の102円台で下値を固める事ができるのでロングで入りやすくなるのは確かです。

リスク許容度の変化には引き続き警戒を

ドイツ銀行をめぐる懸念がやや落ち着いてきましたが、報道一つで流れは簡単に変わってきますのでまだまだ安心できる状況ではありません。

また、米大統領選においてマーケットはヒラリーが大統領になることを織り込んできましたが、トランプに関してまったく織り込んでいません。10月9日に第二回大統領候補テレビ討論会が予定されており、振れ幅の大小を考えるとテールリスクではありますが、円高方向へのリスクは軽視できません。

現状米ドル/円はロングから入る事が基本スタンスにはなるのですが、必ずストップをおかなくてはなりません。

強固なレジスタンスをブレイク

75日移動平均線(黄線)のさしかかる102.40円は今年に入り終値ベースで6回も跳ね返している強固なレジスタンスでしたが、明確に上抜けていきました。形成していた三角持ち合いも上方へきれいにブレイクするなどテクニカル的なシグナルも買いになります。

また、103円丁度にある一目均衡表の雲上限もブレイク寸前のところまでせまってきており、このポイントも素直について行ってよさそうです。現在は横向きとなっている一目の基準線が上向いてくると本格的な上昇局面に入ってくる可能性もあります。

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