楽天MT4新規口座開設
FX力を鍛える有名人コラム

110円崩落!ポジションを縮小してボラティリティから身を守るべきか[井口喜雄]

トレイダーズ証券の井口喜雄による【Dealer’sEYE】をお届けします。

米海軍は原子力空母カール・ビンソンを朝鮮半島の近海へと派遣すると発表しました。北朝鮮外務省は「強力な武力」によって自らを防衛すると述べ米国を激しく非難するなど、東アジアの地政学リスクは近年にないほど高まっています。

北朝鮮VS米国

北朝鮮に関してトランプ大統領は「北朝鮮問題を巡り、中国が協力しなければアメリカ単独で行動する」と表明しているほか、共同通信は「米政府は北朝鮮への攻撃の可能性を4月上旬に日本へ伝達した」と報じました。

また、米政府はオーストラリアなど同盟諸国に対し、北朝鮮が弾道ミサイルを発射した際には迎撃する態勢が整ったと通知し、厳戒態勢で備えるよう要請するなど、軍事衝突の現実味がかなり帯びてきているなと感じます。

マーケットもこの流れを受けてNY金先物が一時1275.90ドルと昨年11月10日以来、5カ月ぶりの高値へ上振れるなど地政学リスクが大きく意識されています。

ドル円も下値目途がつきづらく、いつクラッシュしてもおかしくない状況なだけに、ポジションを縮小してボラティリティから身を守るべきなのかもしれません。

ただし、クラッシュした場合に限りストップをタイトにする条件付きですが、リバウントを狙ったロング戦略も考えており、悪くない戦略ではないかと思います。

米国内に目を向けると・・・

一方で、米国は経済が好調で世界的なリスクオフムードの中、NYダウは大きな値下がりもなく堅調に推移しています。

また、米下院で採決を中止していたヘルスケア法案もスパイサー米大統領報道官が「ヘルスケア法案は日々合意に近づいている」と述べており、トランプ政権の先行き不透明感を払拭することができれば短期的に反発する展開も考えられます。

今週のテクニカル

強固なサポートを築いていた110円が割れたことで、下値のサポートの目途が200日移動平均線の108.60円付近となります。

ここを下抜けた場合、サポートとなるポイントが見当たらないことから、アルゴリズムが堰を切ったように一斉に売り浴びせをして暴落する可能性が考えられるため、ロングポジションを保有している場合は注意したいです。

ただ、アルゴリズムによる暴落が発生した場合、安値を付けてからの戻りも異常に早いため、難しいポイントにはなりますが、そこを狙ってみたいところではあります。

【ご注意】

※記載の内容は投資判断の参考となる情報の提供を唯一の目的としたもので、投資勧誘を目的としたものではございません。

※投資に関する最終判断は、お客様ご自身の判断でなさるようお願い致します。

※掲載されている情報の内容に関しては万全を期しておりますが、その内容の正確性、完全性を保証するものではございません。

※当サービスに基づいて被ったいかなる損害についても、トレイダーズ証券及び情報提供元、関連会社は一切の責任を負いかねます。

※いかなる目的を問わず本情報の複製、転送及び販売を固く禁じます。

ABOUT ME
FX攻略.com編集部
日本で唯一の月刊FX情報誌『月刊FX攻略.com』を2008年から10年以上発行してきた編集部です。
トレイダーズ証券 みんなのFX
あなたに最適なFX会社・取引口座を見つけよう!!
【FX会社比較】10年以上FX専門誌を発行してきたFX攻略.com編集部が調査しました

「これからFXを始めよう」と思ったとき、意外と悩んでしまうのがFX会社、取引口座選びではないでしょうか? でも大丈夫。ご安心ください。先輩トレーダー達も最初は初心者。みんなが同じ悩みを通ってきているんです。

10年以上にわたってFX月刊誌を出版してきた老舗FXメディア「FX攻略.com」編集部が、FX用語を知らない人でもわかるようにFX会社、取引口座のポイントを解説しました!

取り上げているFX会社は、金融商品取引業の登録をしている国内FX業者です。口座開設は基本的に無料ですので、まずは気になったところで2〜3つ口座開設してみて、実際に比べてみてはいかがでしょうか

\FX会社によって違うところをチェック/

スプレッドFX取引における取引コスト。狭いほうが望ましい。
約定力狙った価格で注文が通りやすいかどうか。
スワップポイント高水準かどうか。高金利通貨の取り扱いの数。
取引単位少額取引ができるかどうか。運用資金が少ないなら要チェック。
取引ツール提供されるPC・スマホ取引ツールの使いやすさ。MT4ができるかどうか。オリジナルの分析ツールの有無。
シストレ・自動売買裁量取引とは別に自動売買のサービスがあるかどうか。
サポート体制サポート内容や対応可能時間の違いをチェック。
教育コンテンツ配信されるマーケット情報や投資家向けコンテンツの有無。
キャンペーン新規口座開設時や口座利用者向け各種キャンペーンの内容。

FX会社を比較・検討
したい方はこちら >>
FX会社を一社ごとに
見たい方はこちら >>

あわせて読みたい