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FX力を鍛える有名人コラム

トレードの勉強を始めた頃の自分[ケッティー]

読者の皆さま、こんにちは! 連載第2回目は、私がトレードの勉強を始めた頃に悩んだ部分と解消方法をお話ししたいと思います。

専門用語にいち早く慣れるためには

トレードを始めた頃は、誰もが慣れない専門用語に戸惑います。

トレンドやロング、ショートなど、一般的な意味とまったく異なる意味をもつため、最初は何をいっているのかわからなくて、トレード動画や書籍を理解するのに苦戦しました。

こういった専門用語にできるだけ早く慣れるためには、やはり、誰かと話すことが一番です。

私は本格的な勉強を始めたときには、リアルで会えるトレード仲間に恵まれました。

自宅から10分ほどの距離にトレード仲間ができたので、スーパー銭湯にいって、ご飯処で夜中の2時まで話したこともとても良い思い出です。

話している内容がたとえトンチンカンなことであっても、トレードに関する会話をすることは、トレード話がより身近になり、ぐっと勉強のスピードも加速します。

どうしても自分一人でパソコンに向かって、見たり聞いたりすることが多くなってしまう時期です。

だからこそ、トレードの話を身近にできる相手をつくることは、英語のレッスンでたとえると、英語圏の国にいき、ネイティブの人たちとコミュニケーションを取ることと同様のことだと感じます。

読む、聞くだけではなく、『話す』ということは、トレードの勉強にもとても重要なポイントです。

pips計算に苦戦

どれくらいのロットで何pipsプラスになればいくらになるか? このような数字の計算に強くなる必要がトレーダーになるには必須条件です。

ロットとpips計算をモタモタしていては、一瞬のチャンスを逃してしまいます。瞬時に損切りの際にどれぐらいのリスクがあるかを瞬時に計算できなければ、自信をもったエントリーも躊躇してしまう原因になります。

ところが初心者の私にとってはこのpips計算がすぐにはできませんでした。

「米ドル/円」やクロス円などでの1銭=1pipはまだわかったのですが、ロットの位が変わると、計算に手こずり、ドルストレートの通貨だと、小数点第何位が1pipになるのか理解するまで時間がかかりました。

ここを克服するために、自分なりに問題集をつくりました。

8万通貨の取引で、「ユーロ/米ドル」1.25683で買いエントリー、1.25739で決済した場合、利益はいくらになるか?

このような問題を適当につくり、ささっと計算できるように特訓していきました。その成果もあり、ドルストレートのpips計算が早くなり、リスク対リワードの計算に時間がかかることがなくなりました。

こういった問題を自分でつくって解いてみることを、pips計算が苦手な方はぜひ試してみてください。

トレードの勉強を助けてくれたPCスキル

私が短期でトレードの成績を上げることができた大きな要因のひとつに、PCスキルがあります。

これにはずいぶん助けられました。基本的にPCでどのようなことができるのか。

必要な情報はどのように引っ張ってくるのか、ソフトのダウンロードの仕方や設定方法なども何となく触っているうちに、だいたいの使い方がわかるのは、今までにPCに触れる機会が多く、日常で使っていたからです。

また、スマホやタブレットを使いこなして夜、子どもたちを寝かしつけながら、ベッドで横になり、暗闇のなか、動画や教材資料、ブログなどをたくさん見ることができたからです。

トレード日誌をつけていくのも、できるだけ時間短縮をするように心がけ、便利なキャプチャソフトやまとめ方を自分なりに研究し、ぱぱっとつくり、いつでも見返すことができるように、オンライン上で管理して、勉強に役立てました。

その反対に、トレードの勉強を始めた時期は同じなので、勉強の進みが遅い方のなかで目についたのが、PCスキルが低いことが原因になっている方は結構多いと感じました。

私のトレード講座の受講生のなかでも、難なくPCを使いこなせる方と、PC操作でつまずいている方とでは、同じ結果を出すにしても、スピードが圧倒的に異なります。

では、どうやってPCスキルをアップするのか? 

これは町のパソコン教室にいっても、トレードに役に立つスキルを教えてくれる可能性は低いので、どこかのPC教室をご検討の方はぜひ、その講座内容をしっかり確認して、トレーダーとして必要なPCスキルのどの部分を教えてくれるのか確認しましょう。

たいていPC教室などでは、WordやExcelなどを習いますが、これらのソフトを使うタイミングはかなり少ないです。

それよりも、PCではどんなことができるのか、PCの仕組み、基本的な操作方法、わからないことが出てきたときに、どのようにしてネット情報で欲しい情報を得られるかの検索術を身につけるほうが先決です。

また、ハイパフォーマンスな処理能力の高いPCで勉強することも大切です。
PCを立ち上げるのに時間がかかったり、ソフトを並行して2、3個立ち上げただけでフリーズしては、ストレスだけが溜まります。

だからこそ、高性能なPCはトレードの勉強も一気に進むうえ、最高の相棒になってくれます。

※この記事は、FX攻略.com2015年12月号を転載したものです

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