楽天MT4新規口座開設
FX力を鍛える有名人コラム

複数ロジックのマネージメントがカギ!自動売買要素もある私のFX運用[木里ゆう]

FXの手法検証は、淡々と同じルールを繰り返していく作業になりますが、最近大事だなと思うことがあります。

いくつかのロジックを並行して運用する場合、究極のロジックを求めるより(そもそも、そんなものがあるかは別として)、調子の良くないロジックの取引ロット数を抑えたり、逆に好調で結果の出ているロジックの取引ロット数を上げるタイミングだったり、複数のロジック全体のリスクをどれくらい許容するかだったりといった、バランスの取り方に注力したほうがいいのではないかと考えています。このほうが全体のパフォーマンスが良くなると思うんですよね。

シストレ本を読んで学ぶ

いろいろな方がおっしゃってますが、どんな相場の展開でもずっと勝ち続けるFXの手法はないわけです。であれば、それぞれのロジックを上手にマネージメント力を磨いていく方向に進んでいきたいなと。もちろんここでいう各手法とは、バックテストを繰り返すなかで、優位性があり、なおかつ低リスクと判断できたものだけです。

私はEAを組んで自動売買するわけではないのですが、ちゃんとしたルールにしたがった複数のロジックを使い分けながら運用するという意味では、インヴァスト証券さんのシストレ24みたいな、自動売買の運用スタイルに通じるものがあると最近気づきました。

というわけで、久しぶりにシストレの本を引っ張りしてきて、今までとちがう視点から勉強をしています。

システムトレードの本

最大ドローダウンが優しいものを選ぶ

さて、なにをもって私が「低リスク手法」と判断するかというと、過去5年分のバックテスト結果の「純利益」と「最大ドローダウン」のバランスから主に判断します。最大ドローダウンとは、簡単にいえば大負けしたときの最大金額を表します。大きく稼ぐ可能性があるロジックでも、最大ドローダウンも大きいと証拠金不足になる恐れがあり危険だし、ドローダウンが深いとメンタル的にもきついです。

私の基準では、最大ドローダウンが資金の10%以下になる手法を積極起用することにしています。

なお、バックテストの結果には、口座の初期資金からどれだけ損益曲線が沈み込んだからを表す絶対ドローダウンもありますが、私はこちらはあまり気にしていません。運用開始時の好不調の影響が大きく、偶然の要素に左右されやすいと考えるからです。

まず負けないところから勝ちを目指す

3年分の損益推移グラフ

このイラストのBように、なだらかでも損益グラフが右肩上がりで、最大ドローダウンが10%以下のものがいいですね。ただこのBは、収支はマイナスになっていないものの、ここ1年はあまり収益が上がっていません。こういう場合には、元のルールをできるだけ壊さないように、右肩上がりになるようなアレンジを加えていきます。 まず負けないというところから勝ちを目指すのがメンタル的にもラクで、私が一番大切にしている感覚なのです。

秋~冬は、ハット気分が盛り上がり♪

ふだんのコーデにかぶるだけ

秋~冬にかけては、ハット気分が盛り上がります。ふだんのコーデにかぶるだけで、雰囲気変えられるので楽しいです。

ABOUT ME
FX攻略.com編集部
日本で唯一の月刊FX情報誌『月刊FX攻略.com』を2008年から10年以上発行してきた編集部です。
トレイダーズ証券 みんなのFX
あなたに最適なFX会社・取引口座を見つけよう!!
【FX会社比較】10年以上FX専門誌を発行してきたFX攻略.com編集部が調査しました

「これからFXを始めよう」と思ったとき、意外と悩んでしまうのがFX会社、取引口座選びではないでしょうか? でも大丈夫。ご安心ください。先輩トレーダー達も最初は初心者。みんなが同じ悩みを通ってきているんです。

10年以上にわたってFX月刊誌を出版してきた老舗FXメディア「FX攻略.com」編集部が、FX用語を知らない人でもわかるようにFX会社、取引口座のポイントを解説しました!

取り上げているFX会社は、金融商品取引業の登録をしている国内FX業者です。口座開設は基本的に無料ですので、まずは気になったところで2〜3つ口座開設してみて、実際に比べてみてはいかがでしょうか

\FX会社によって違うところをチェック/

スプレッドFX取引における取引コスト。狭いほうが望ましい。
約定力狙った価格で注文が通りやすいかどうか。
スワップポイント高水準かどうか。高金利通貨の取り扱いの数。
取引単位少額取引ができるかどうか。運用資金が少ないなら要チェック。
取引ツール提供されるPC・スマホ取引ツールの使いやすさ。MT4ができるかどうか。オリジナルの分析ツールの有無。
シストレ・自動売買裁量取引とは別に自動売買のサービスがあるかどうか。
サポート体制サポート内容や対応可能時間の違いをチェック。
教育コンテンツ配信されるマーケット情報や投資家向けコンテンツの有無。
キャンペーン新規口座開設時や口座利用者向け各種キャンペーンの内容。

FX会社を比較・検討
したい方はこちら >>
FX会社を一社ごとに
見たい方はこちら >>

あわせて読みたい