FXで一番難しいのはルールの継続
突然ですが、みなさんにとってFXのトレードをするうえで一番難しいことってなんですか?
もちろんこれにはいろいろな答えがあると思うんですが、私が一番難しいと思うのは、同じルールでトレードを継続することです。これがですね、いうほど簡単じゃないんですよ。私の周りにいる初心者、中級者を見ていてそう感じます。高いハードルがあるんですよ。その人の性格によってやり方は変わってきますが、なるべくストレスがないやり方を選ぶのが基本ですね。
私はとてもせっかちなので、今リアルトレードで行っている、ユーロ/米ドルの決め打ちOCO(ポジションを持ったら利食いと損切りを設定してあとは放置)の+170/−50がしんどいのです。なかなか利確にならないから。ポンド/円の+120/−40は、値動きが激しく、これくらいの値幅設定ならエントリーした日のうちに決済されることがほとんど。精神的にラクなのです。
逆にユーロ/米ドルは、最近の相場やトレンドの関係もあって、1週間くらいポジションを持ち続けることも。でもこの手法、過去5年のバックテストだと、ユーロ/米ドルのほうが総利益が大きく、ドローダウンも小さい。ポンド/円も勝てるけど、こちらの方がドローダウンは大きめです。
利益が小さくてもスピード感優先という手も

ユーロ/米ドルとポンド/円のトレードをまとめると上の図のようになります。単純な数字の比較ならユーロのほうがいいんですが、少し利益が減ってもポンドのほうがストレスが少なく、長く続けやすいと思います。数回やっただけでめんどくさくなってやめてしまったら、勝てる手法でも勝てません。
とはいえ、今回のはあくまでトレードを長く続けるための考え方のひとつであって、ユーロもポンドもトレードはリアルマネーで続けます。
あと、『確定幅はそのときの状況に応じて変更しても大丈夫かも』で書いた、直近の成績によって利益確定の幅を柔軟に決めるやり方も、デモトレードで検証を始めました。成績がどうなるかももちろん、実際にトレードをしてみて自分の性格に合うか、どんな気分でトレードを続けることになるかが気になります。また報告していきます。
ユーロ/米ドルはなかなか決済しない

こちらはポンド/円が利確したときの画像です。4月6日にエントリーして、次の日の昼に決済となりました。これでも時間がかかったほうです。

こっちはユーロ/米ドルのいまだ持ち越しているポジション。3月30日から1週間以上経過…。

私の地元もだいぶ春らしくなってきたので、最近よくはいているカラフル厚底シューズでお出かけです。

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