エントリーするときの条件を増やして吟味するだけでなく(前回の記事で書きました)、いくつかの手法をミックスするのもリスクを減らすことにつながるんじゃないかと。また、フィルターの役割を果たすのではないかと思っています。
実際に今私が手法も、数種類のやり方から情報を選び出し、組み合わせたもの。なぜここでエントリーなのか? なぜここで決済なのか? なぜこの通貨ペアでトレードを? という根拠も、それぞれ異なったりしています。
上の画像のように独自のブレンドをして作った手法を、バックテストしてみたら機能したので、実際のトレードに採用している次第です。
フィルタをかけた成績も残しちゃいます
そこで、今私が使っている上の手法に、シンプルな移動平均線を使ったフィルタをかけてみたら、ユーロ/米ドルでは成績が悪くなり、ポンド/円では成績が良くなった。こういう場合、フィルタを採用するか迷いますよね。
この手法はボラティリティが大きめなら、いろいろな通貨ペアで有効だったので、採用しやすかったです。でもフィルタをかけることにより、成績が良くなったり悪くなったりすると、偶然の要素も大きいとはいえ、すぐに採用しようとは思えません。
でも、フィルタをかけずにトレードをしても、フィルタをかけた場合のデータは簡単に取れるので、コツコツ情報を蓄積していこうかなとも思っています。
フィルタをかけた上でエントリーした取引であることを記していけば、全体に対してのフィルタありの成績を比較して、どれくらい機能しているかが分かります。まずは収集してみます。
ヒゲが長すぎたので見送り
さて、6月7日(火)の相場ですが、ポンド/円はノーエントリーとしました。
極端に13時台のヒゲが長く、今の手法ではエントリーしにくいと感じたので、思い切って見送ることにしました。
最近は『タートル流投資の魔術』を読んでいます。本の途中に出てくる、
「安定している相場では複雑なロジックの方が機能しやすく、変化の時はシンプルなロジックの方が機能しやすい」
ということが生態系の比喩などを用いて書かれていて、なかなか深く面白いです。
「これからFXを始めよう」と思ったとき、意外と悩んでしまうのがFX会社、取引口座選びではないでしょうか? でも大丈夫。ご安心ください。先輩トレーダー達も最初は初心者。みんなが同じ悩みを通ってきているんです。
10年以上にわたってFX月刊誌を出版してきた老舗FXメディア「FX攻略.com」編集部が、FX用語を知らない人でもわかるようにFX会社、取引口座のポイントを解説しました!
取り上げているFX会社は、金融商品取引業の登録をしている国内FX業者です。口座開設は基本的に無料ですので、まずは気になったところで2〜3つ口座開設してみて、実際に比べてみてはいかがでしょうか。
\FX会社によって違うところをチェック/
スプレッド | FX取引における取引コスト。狭いほうが望ましい。 |
---|---|
約定力 | 狙った価格で注文が通りやすいかどうか。 |
スワップポイント | 高水準かどうか。高金利通貨の取り扱いの数。 |
取引単位 | 少額取引ができるかどうか。運用資金が少ないなら要チェック。 |
取引ツール | 提供されるPC・スマホ取引ツールの使いやすさ。MT4ができるかどうか。オリジナルの分析ツールの有無。 |
シストレ・自動売買 | 裁量取引とは別に自動売買のサービスがあるかどうか。 |
サポート体制 | サポート内容や対応可能時間の違いをチェック。 |
教育コンテンツ | 配信されるマーケット情報や投資家向けコンテンツの有無。 |
キャンペーン | 新規口座開設時や口座利用者向け各種キャンペーンの内容。 |