たとえギリシャのデフォルトやユーロ離脱が回避されたところで、ユーロの上値は自ずと知れているものと思われる。市場では、「ギリシャのユーロ圏残留は、むしろ通貨の信認を体化させる」「あらためて欧・米の金融政策の方向性の違いが注目され、今後はユーロ・キャリート・レードが進む」との声も聞かれる。
「ユーロ/米ドル」は、まず21日線を明確に下抜けるかどうかがひとつの焦点で、次に、一目均衡表の日足「雲」上限を下抜けるかどうかを見定めたい。少し長い目で、4月13日安値と5月27日安値を結ぶ下値サポートラインを下抜ける可能性もあり、そうなると、3月半ば以降のリバウンドは終了したとの感が強まる。
仮に、再び1.1400ドル台を試すことになったとしても、そこからは戻り売りの好機をうかがう算段で臨みたい。ただ、今後ドル買いが再び積極化するためには、最終的に7月末発表の米4―6月期GDP(速報値)や米雇用コスト指数などを確認する必要があろう。
「これからFXを始めよう」と思ったとき、意外と悩んでしまうのがFX会社、取引口座選びではないでしょうか? でも大丈夫。ご安心ください。先輩トレーダー達も最初は初心者。みんなが同じ悩みを通ってきているんです。
10年以上にわたってFX月刊誌を出版してきた老舗FXメディア「FX攻略.com」編集部が、FX用語を知らない人でもわかるようにFX会社、取引口座のポイントを解説しました!
取り上げているFX会社は、金融商品取引業の登録をしている国内FX業者です。口座開設は基本的に無料ですので、まずは気になったところで2〜3つ口座開設してみて、実際に比べてみてはいかがでしょうか。
\FX会社によって違うところをチェック/
スプレッド | FX取引における取引コスト。狭いほうが望ましい。 |
---|---|
約定力 | 狙った価格で注文が通りやすいかどうか。 |
スワップポイント | 高水準かどうか。高金利通貨の取り扱いの数。 |
取引単位 | 少額取引ができるかどうか。運用資金が少ないなら要チェック。 |
取引ツール | 提供されるPC・スマホ取引ツールの使いやすさ。MT4ができるかどうか。オリジナルの分析ツールの有無。 |
シストレ・自動売買 | 裁量取引とは別に自動売買のサービスがあるかどうか。 |
サポート体制 | サポート内容や対応可能時間の違いをチェック。 |
教育コンテンツ | 配信されるマーケット情報や投資家向けコンテンツの有無。 |
キャンペーン | 新規口座開設時や口座利用者向け各種キャンペーンの内容。 |