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高田資産コンサル流・ドル円分析(2020年10月18日)[高田智雄]

高田資産コンサル流・売買戦略の考え方
ドル円の分析

注目の日柄

  • 10月12日~16日の週←10月14日が安値となり、反転上昇
  • 11月2日~6日の週

現時点では、10月12日~16日の重要日柄は、10月14日につけた105.02円の安値と一致しており、反転上昇しております。

次の重要日柄は11月2日~6日の週ですので、この日柄に向けて高値をつけにいくか、安値をつけにいくかが今後の注目点であるとともに、今後の売買戦略のポイントにもなります。

11月2日~6日の重要日柄が、高値のタイミングなのか、安値のタイミングなのかの判断のポイントについては、下記に記載のサイクル、節目の攻防、ボリンジャーバンド等に注目をしてヒントを得ていくことになります。

サイクル

ドル円の日足のサイクル(安値と安値の間の営業日数、上図の黒の数字)は、短いと2週間程度、長いと5週間程度で、概ね3週間~5週間の間に収まることが多いです。

サイクルの上昇期間(安値から高値までの営業日数、上図の緑の数字)は、短いと1週間以内、長いと3週間程度続きます。

上昇トレンド時は上昇期間が長くなりやすく、もみ合いや下降トレンド時は上昇期間は短くなりやすいです。

サイクルの下落期間(高値から安値までの営業日数、上図の青の数字)は、短いと1週間以内、長いと4週間程度続きます。

下降トレンド時は下落期間は長くなりやすく、もみ合いや上昇トレンド時は下落期間は短くなりやすいです。

現サイクルは10月2日の104.92円から開始したサイクルです。

サイクルトップは10月8日の106.10円になったと考えられ、それ以降はサイクルボトムに向けて下落が起こっております。

このサイクルボトムが10月14日の105.02円になったかどうかが、今後の注目点ですが、この結論は今週中(10月19日~23日の週)にも出る見込みで、判断のポイントは下記の通りです。

(1)10月14日の105.02円がサイクルボトムであれば、今週は105.02円を割り込むことなく日足ボリンジャーバンド(25)の+1σまでは上昇する。

(2)10月14日の105.02円がサイクルボトムでなければ、今週は105.02円を割り込み下降トレンド入りを試す。

(1)の場合は、+1σまで上昇した後に、そこで上昇が止まる場合は、そこでサイクルトップをつけて、再び25日移動平均線や-1σを試す下落が起こり得ますが、+1σを上回って推移するようになると、ドル円は11月2日~6日の重要日柄に向けて107.05円を試す展開が起こり得ます。

(2)の場合は、105.02円を割り込んだ後に、104.80円処を維持して推移するかどうかで、下降トレンドに発展するか、もみ合いが継続するかが決まります。

104.80円処も割り込んで推移する場合は、11月2日~6日の重要日柄に向けて101円台~102円台を試す下落が起こり得ます。

ドル円の節目

  • 110.68円
  • 107.05円
  • 104.80円←強弱の分岐点となる重要な節目
  • 101.17円
  • 97.54円
  • 95.29円

104.80円は重要な節目ですので、これを上回って推移していると、ドル円の想定レンジは104.80円~107.05円となります。

さらに、107.05円も重要な節目ですので、これを上回って推移すると、ドル円の想定レンジは107.05円~110.68円となります。

逆に104.80円を割って推移すると、ドル円の想定レンジは101.17円~104.80円となります。

さらに、101.17円を割って推移すると、2016年6月のブレグジット安値を割り込んで97.54円や、95.29円を試す急落が起こる可能性が出てきます。

以下は毎週変わる節目

10月12日~16日の週は、①107.05円、②102.51円

10月19日~23日の週は、①106.21円、②102.32円

10月26日~30日の週は、①105.37円、②102.13円

11月2日~6日の週は、①104.53円、②101.93円

上記の「毎週変わる節目」の考え方は、現在のドル円の水準は、①を下回っておりますので①は上値抵抗として注目します。②は上回っておりますので②は下値支持として注目します。

また、今週以降は、①も②も下向きで毎週下落することになりますので、①を超えられないと、下落圧力が強まりやすく、①が上値抵抗になる形で②に向けての下落が起こりやすくなります。

特に104.80円の節目を下回った状態が続くと、上記の「毎週変わる節目」の②に向けての下落が起こりやすくなりますので、この点にも注目をし、短期トレードやスイングトレードの根拠にも利用をします。

ボリンジャーバンド(中心線を25に設定)

ボリンジャーバンド(中心線を25に設定)

もみ合いの場合は、日足は-1σ~+1σの間でドル円は推移することになるため、ドル円が中心線(25日線)を挟んで、+1σ付近に上値を抑えられ、-1σ付近に下値を支えられて、バンドの傾きがほぼ横ばいであるときは、典型的なもみ合い相場です。

トレンドの時は、上昇トレンドなら、中心線(25日線)が上向きで、上向きの+1σに沿う形の上昇となるか、上向きの+2σに沿う形の上昇となるし、下降トレンドなら、中心線(25日線)が下向きで、下向きの-1σに沿う形の下落となるか、下向きの-2σに沿う形の下落となります。

上記を踏まえた上で、現在のドル円の日足を確認すると、依然としてもみ合い継続の形です。

ただし、25日線が下向きで、+1σ~+3σも下向きになりながらバンドが収束しておりますので、下方向にバンドウォークの値動きが発生しやすい形になっております。

よって、-1σを割り込む展開になった時に、反発が鈍い場合は、短期間で-3σに達する急落も起こりやすい形です。

現在のドル円は、下降トレンド入りするか、もみ合いが継続するか、ギリギリの攻防を描いているところです。

もみ合い継続の場合と、下降トレンド入りの場合の値動きのポイントは下記の通りです。

・もみ合いが継続する場合は、このまま25日移動平均線を上回り、+1σまで上昇します。(さらにその後、上昇トレンド入りする場合は+2σ以上まで上昇した後に25日移動平均線が支えられて高値と安値を切り上げる流れが続きます)

・下降トレンド入りする場合は、このまま-1σを下回って-2σ以下まで下落するか、+1σまで上昇してもその後に-1σを下回る下落に向かいます。

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日本の株式市場のドル円への影響

日本の株式市場のドル円への影響

日経平均は+1σを割り込んでおり、マザーズも+1σの攻防を描いておりますので、ここから株価の調整が進んでいくか、切り返して上昇が続くかの分水嶺にあります。

株価の調整が進んでいくと、ドル円はリスクオフの円高で下落圧力がかかりますが、株価が切り返して上昇が続く形になると、ドル円の下値は限定的となりやすいです。

ドルインデックスとドル円の比較

ドル円がサイクルトップをつけて下落が開始する時や、ドル円がサイクルボトムをつけて上昇が開始する時には、ドルインデックスとの間に高値日のズレや、安値日のズレが生じることがよくあります。

また、ドルインデックスが上昇トレンドにある時は、ドル円の下値は限定的になりやすく、上値を追う場合もあり、逆にドルインデックスが下降トレンドにある時は、ドル円の上値は限定的になりやすく、下値が拡大する場合があるため、ドルインデックスの動向も見ながら、ドル円の売買戦略を考える必要があります。

直近のドルインデックスと、ドル円を比較すると、再びドル円の上値が重い形になってきておりますので、ドル円の下押し要因になり得ます。

10月12日~16日の重要日柄を通過したことで、ドル円の相場つきが弱気から強気に変化するか(ドル円上昇)、弱気が続くか(ドル円下落)、要注目です。

結論

このタイミングから、11月2日~6日の重要日柄に向けてトレンドが発生する可能性があります。

(1)ドル円が日足ボリンジャーバンド(25)の-1σ付近、または104.80円付近を維持して上昇に転じると、11月2日~6日の重要日柄に向けて、107.05円への上昇が起こる可能性がある。

(2)ドル円が日足ボリンジャーバンド(25)の-1σ付近と、104.80円を割り込んで推移すると、11月2日~6日の重要日柄に向けて、101円台~102円台への下落が起こる可能性がある。

以上に注目をして、短期トレードも行います。

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高田智雄
高田智雄
たかだ・ともお。高田資産コンサル株式会社・代表取締役。日柄分析、需給分析、投資家心理分析、チャート分析を併用した相場分析手法を確立し、相場の見方や考え方、自分の売買戦略やポジション、運用状況をYouTube等で情報発信している。
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