昨年末あたりから、レバレッジを下げて買ってさえいれば儲かる相場が続いています。とくに、株価の急上昇はすさまじいものがありました。
「誰でも儲かる相場」でも、買ってなければ儲けることはできません。あたりまえですが……。
振り返ってみると、2005年から2007年にかけても円安トレンドの「誰でも儲かる相場」でした。でも、その相場で私は損をしました。
今チャートを見ると、円安相場の単なる押し目でしかなかったところで500万円以上失ったのです。バカとしか言いようがありませんが、ストップも入れず資金管理もせずにナンピンを繰り返していたのですから、当然すぎる結果ですね。
私が損切りした後、相場は順調に更なる円安へと進んでいきました。まぁ、そんなものです。多くのトレーダーさんにとっては順調でした。2007年までは。
年夏頃、サブプライムショックで相場は暴落。1ドル=124円だったドルは、約半年で95円台になりました。2008年には110円までもち直したものの、リーマンショックでさらに暴落。
こうして振り返ってみると、私は最初の押し目レベルの下げで失敗を経験したおかげで、その後のサブプライムショックもリーマンショックも痛手を受けることなく、利益を上げ、生き残ることができました。そういう意味では、本当に良いタイミングで失敗を経験できてラッキーだったと思います。
当時はレバレッジ規制もありませんでしたし、円安トレンドに乗ってハイレバレッジで無茶を無茶と思わないような取引きで大儲けしている人たちも多かったように記憶しています。彼らがその後の暴落相場でどうなったのかはわかりませんが、幸か不幸か、私の場合は、それまでに散々な目に遭っていたので、無鉄砲な取引きだけは避けることができました。
今の円安トレンドに上手く乗れなかった人は「あ〜、あのとき買っておけば……」とたられば星人になって、儲けそこなったことを悔やんでいるかもしれませんが、そんな時間があったら、次のチャンスをつかむための準備をしましょう!
先週末からちょっと円高にふれていますが、日足以上のチャートでは上昇トレンドは崩れていません。ドルストレートの通貨ペアも割と取引きしやすいチャートになっているので、「ドル/円」、クロス円がやりずらいと感じたときには、円が絡まない通貨ペアのチャートもチェックなさってみてくださいね!
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スワップポイント | 高水準かどうか。高金利通貨の取り扱いの数。 |
取引単位 | 少額取引ができるかどうか。運用資金が少ないなら要チェック。 |
取引ツール | 提供されるPC・スマホ取引ツールの使いやすさ。MT4ができるかどうか。オリジナルの分析ツールの有無。 |
シストレ・自動売買 | 裁量取引とは別に自動売買のサービスがあるかどうか。 |
サポート体制 | サポート内容や対応可能時間の違いをチェック。 |
教育コンテンツ | 配信されるマーケット情報や投資家向けコンテンツの有無。 |
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