楽天MT4新規口座開設
FX実践編

実践編1|テクニカル分析の必須ツール!チャートとローソク足

相場参加者の心理がチャートに現れる

FXで利益を出すには、「安く買って高く売る」か、「高く売って安く買い戻す」必要があります。このような売買のタイミングを図るためには、相場がどのような状況にあって、この先どのように値動きしていくのかを予測するための分析が必要になります。その分析の基本中の基本となるのが、チャートを使った分析(テクニカル分析)です。

チャートは、為替レートの動きを時系列に並べて視覚化したもの。トレーダーたちはこのチャートからさまざまな情報を読み取ることができます。

FXチャート

上のチャート図をご覧ください。基本的な見方として、チャートの縦軸は価格、横軸は時間を表していることを覚えておきましょう。価格は上にいくと高く、下にいくと安くなります。時間は右に進むほど新しい情報になっていきます。

ちなみに、為替レートは需要と供給の関係によって変動します。外国為替市場には、実需や投機を合わせて、ロング派とショート派がいます。為替市場では常にこの両派が綱引きしていて、人数が多い方に価格が動いていくのが原則です。いわば相場参加者の心理が価格を動かしており、チャートは相場参加者の心理が視覚化されたものといえます。

ポイント① ローソク足から四つの情報が分かる

チャート上に、無数に並んでいる縦向きの棒をローソク足と呼びます。一定期間内の価格の動きを四角(実体)と線(ヒゲ)で表しており、これ一つで四つの価格を知ることができます。

ローソク足の解説 陰線・陽線

その一定の期間のうち、スタート時の価格を始値、最終的に確定した価格を終値、一番高かった価格を高値、一番安かった価格を安値と呼びます。また、始値より終値の方が高いものを陽線、始値より終値が安いものを陰線と呼びます。

なお、ローソク足は一定の期間が終わると、次のローソク足に引き継がれます。一定の期間は1分といった短いものから1か月といった長いものまで、さまざまな種類があります。

ポイント② ローソク足が集まったもの=チャート

時間足の異なるチャート

チャートはローソク足が集まって形成されます。上の図のようにローソク足1本が示す期間によってチャートの呼び方が変わりますが、ローソク足の並び方に違いはありません。

ポイント③ チャートってどこで見られるの?

FX会社の取引ツールで見ることができます(要口座開設の場合もあります)。取引ツールには、大画面でチャートを見られるパソコン用をはじめ、iPhone用やAndroid用といったスマホ向けのツールも。スマホ用の取引ツールをインストールしておけば、いつでもどこでもチャートを確認できます。

【代表的なテクニカル指標を学ぶ】

【移動平均線】誰でも使える王道のテクニカル初心者が最も学びやすいチャート分析の入門ツール「移動平均線」 数あるテクニカル指標のなかでもっとも多くの人に使われているのが、移動...
【ボリンジャーバンド】統計学の考えに基づいたテクニカル相場の流れが視覚的に見える「ボリンジャーバンド」 ボリンジャーバンドはアメリカの投資家ジョン・ボリンジャー氏によって考案されたテク...
【RSI】オシレーター系指標の代表格買われすぎ、売られすぎの判断ができるRSI トレンド系指標とオシレーター系指標 FXのテクニカル指標には、移動平均線やボリンジャ...
【ストキャスティクス】RSIと人気を二分するオシレーター系指標相場の過熱感(買われ過ぎ・売られ過ぎ)を表すストキャスティクス ストキャスティクスは、1950年代にアメリカの投資家ジョージ・レー...
【ウィリアムズ%R】ストキャスティクスの兄弟分のオシレーター系指標ウィリアムズ%Rで相場水準を見極める ウィリアムズ%Rとは、アメリカの有名な投資家ラリー・ウィリアムズ氏が考案したテクニカル。これはオ...
【MACD】トレンドの転換を敏感に察知するテクニカル移動平均線から短期トレンドを示すテクニカル 移動平均線をアレンジしたテクニカル指標に、MACD(マックディ)というものがあります。...

【次の記事を読む】

実践編2|相場の動きを知る!トレンド・レンジ相場・トレンドフォロートレンドを見つけその流れをフォロー 上のチャート図を見ると、ジグザグとした不規則な動きの中に、上方向(もしくは下方向)の規則的な流...
ABOUT ME
FX攻略.com編集部
日本で唯一の月刊FX情報誌『月刊FX攻略.com』を2008年から10年以上発行してきた編集部です。
トレイダーズ証券 みんなのFX
あなたに最適なFX会社・取引口座を見つけよう!!
【FX会社比較】10年以上FX専門誌を発行してきたFX攻略.com編集部が調査しました

「これからFXを始めよう」と思ったとき、意外と悩んでしまうのがFX会社、取引口座選びではないでしょうか? でも大丈夫。ご安心ください。先輩トレーダー達も最初は初心者。みんなが同じ悩みを通ってきているんです。

10年以上にわたってFX月刊誌を出版してきた老舗FXメディア「FX攻略.com」編集部が、FX用語を知らない人でもわかるようにFX会社、取引口座のポイントを解説しました!

取り上げているFX会社は、金融商品取引業の登録をしている国内FX業者です。口座開設は基本的に無料ですので、まずは気になったところで2〜3つ口座開設してみて、実際に比べてみてはいかがでしょうか

\FX会社によって違うところをチェック/

スプレッドFX取引における取引コスト。狭いほうが望ましい。
約定力狙った価格で注文が通りやすいかどうか。
スワップポイント高水準かどうか。高金利通貨の取り扱いの数。
取引単位少額取引ができるかどうか。運用資金が少ないなら要チェック。
取引ツール提供されるPC・スマホ取引ツールの使いやすさ。MT4ができるかどうか。オリジナルの分析ツールの有無。
シストレ・自動売買裁量取引とは別に自動売買のサービスがあるかどうか。
サポート体制サポート内容や対応可能時間の違いをチェック。
教育コンテンツ配信されるマーケット情報や投資家向けコンテンツの有無。
キャンペーン新規口座開設時や口座利用者向け各種キャンペーンの内容。

FX会社を比較・検討
したい方はこちら >>
FX会社を一社ごとに
見たい方はこちら >>

あわせて読みたい