米ドル/円(※1位)やユーロ/米ドル(※2位)といったメジャー通貨ペアが方向感を失っている現在、どこかにトレンドがある通貨ペアはないものかとお探しの人も多いのではないでしょうか? そんな人にチェックしてもらいたいのが、豪ドル/米ドル(※7位)。
あまり馴染みがないかもしれませんが、準メジャーの通貨ペアと呼べる存在です。(※カッコ内順位は、金融先物取引業協会「店頭FX月次速報」2015年8月の取引金額ランキング)
豪ドル/米ドルは、週足や日足という中長期のチャートで見ると、素直な形で下降トレンドを描いていることがわかります。したがって、スイングトレードで戻り売りをするという教科書通りの戦略が効果を発揮しそうです。
とはいえ、この通貨ペアの特徴として長期目線と短期目線のチャートで、まったく別の表情になるということに留意する必要があります。長期チャートでトレンドが出やすい一方、短期チャートでは乱高下する方向感のない動きをしがちなので、この点に惑わされないよう気をつけるべきだといえます。
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