かつては取引するごとに手数料が発生するFX会社がたくさんありましたが、今ではほぼすべての会社が手数料なしで営業しています。
もちろん個人投資家がコストをかけずにトレードができたらFX会社はつぶれてしまいますから、スプレッド(売買価格差)がFX会社の実質的な手数料となっています。
私が思うに、FXの手法は基本的に時間軸が変化しても同じように通用するはずです。1時間足で使えた手法は、日足でも同じように機能するはずなのです。ティックとか年足みたいに極端に長かったり、短かったりする場合は例外かもしれませんが。
トレードの時間軸が長くなれば、利益確定と損切りの値幅が広くなります。5分足で20pipsを狙うトレードを1時間足に置き換えれば、それより広い値幅、たとえば60pipsくらいを狙えるトレードになる可能性があります。そうなると、トレード回数が3分の1になり、その結果スプレッドを支払う回数も3分の1になります。
圧倒的に損をしているわけじゃないけど、勝ったり負けたりしながら、ちょっとずつ資産が減っている、あるいは現状維持が精一杯という人は、トレード回数が多すぎる傾向があります。
利益を伸ばせる場面はできるだけ伸ばし、また自信がない場面でのトレードを見送ることで取引回数が減れば、その分の手数料も払わずに済み、それがトータル収支向上に効果があるでしょう。
「これからFXを始めよう」と思ったとき、意外と悩んでしまうのがFX会社、取引口座選びではないでしょうか? でも大丈夫。ご安心ください。先輩トレーダー達も最初は初心者。みんなが同じ悩みを通ってきているんです。
10年以上にわたってFX月刊誌を出版してきた老舗FXメディア「FX攻略.com」編集部が、FX用語を知らない人でもわかるようにFX会社、取引口座のポイントを解説しました!
取り上げているFX会社は、金融商品取引業の登録をしている国内FX業者です。口座開設は基本的に無料ですので、まずは気になったところで2〜3つ口座開設してみて、実際に比べてみてはいかがでしょうか。
\FX会社によって違うところをチェック/
スプレッド | FX取引における取引コスト。狭いほうが望ましい。 |
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約定力 | 狙った価格で注文が通りやすいかどうか。 |
スワップポイント | 高水準かどうか。高金利通貨の取り扱いの数。 |
取引単位 | 少額取引ができるかどうか。運用資金が少ないなら要チェック。 |
取引ツール | 提供されるPC・スマホ取引ツールの使いやすさ。MT4ができるかどうか。オリジナルの分析ツールの有無。 |
シストレ・自動売買 | 裁量取引とは別に自動売買のサービスがあるかどうか。 |
サポート体制 | サポート内容や対応可能時間の違いをチェック。 |
教育コンテンツ | 配信されるマーケット情報や投資家向けコンテンツの有無。 |
キャンペーン | 新規口座開設時や口座利用者向け各種キャンペーンの内容。 |