トレイダーズ証券の井口喜雄による【Dealer’sEYE】をお届けします。
米大統領選へ向けたテレビ討論会の勝者は
残り2週間を切った米大統領選挙に注目が集まる中、本日トランプ大統領とバイデン氏の最後の直接対決となるテレビ討論会が行われました。今回は前回のように両者の罵り合いではなく、お互いが政策を主張する静かな展開だったため、両者に大きな差はないように感じました。マーケットも特別反応することはなく、テレビ討論会は引き分けといったところでしょうか。
最新の世論調査(ロイター)をみるとバイデン氏が51%でトランプ大統領が42%とバイデン氏が9ポイントリードしており、バイデン氏優勢は変わりません。報道を見てもバイデン氏圧勝のモメンタムです。ただ、ここにきてバイデン氏次男のスキャンダルや、隠れトランプ支持者などを考えるとまだバイデン氏と決めつけるのは早いように思います。また、マスコミがバイデン氏有利と煽りすぎていることでトランプ大統領に票が流れる可能性もあります。スイングステート(激戦州)でトランプ大統領が追い上げてくるようだとまだまだ分かりません。
どちらが大統領になったとしても異次元緩和が続く限り株価が崩れるイメージはありませんが、米大統領選が拮抗する展開になると不透明感を嫌うマーケットが瞬間的にリスクオフになる可能性は高いと考えています。大統領選まで2週間を切って疑心暗鬼になりやすい時期だけにリスクオフの展開を視野に入れておきたいところです。
ブレグジットは合意に向かっている?
なかなか先の見えないブレグジットではありますが、英国・EU通商交渉が11月中旬の合意を目指し再開するとの報道から最終的には合意するとの思惑が広がっています。しかし、最終的には合意するとは思いつつも、合意なき離脱の可能性がゼロではないだけにリスクを考えると現段階で積極的に買い進むことはできません。本気で合意なしで離脱した場合、ポンドは大きくダウンサイドを掘りに行くからです。
おそらくブレグジットは期限までギリギリまでチキンレースが続くでしょうから、局地的には合意なき離脱を想像させるヘッドラインが流れるかと思います。ネガティブなヘッドラインで下押しする局面があれば短期で下値を拾っていくイメージです。
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